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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

買ったけどまだ読めてない本

おびただしい量の本が積ん読状態になってしまった。 他人と深く関わらずに生きるには / 池田清彦 正しく生きるとはどういうことか / 池田清彦 新しい環境問題の教科書 / 池田清彦同じ筆者の本を3連発。生き方関係の本、ちょっと恥ずかしい。私の嫌いな10の人…

 憚りながら / 後藤忠政

元後藤組組長の最初で最後の本 書店でタイトルを見た「憚りながら」 後藤組武闘派組長で名を馳せた男が仏の道に入った まえがきを読む 「なにもチンピラごときが大所高所から、天下国家を語ろうというんじゃない。ましてや、物事の是非を説こうなんていう気…

 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 / 橘玲

遺伝的に「やってもできない」個体であることを受け入れつつ、どのように生きていけるのか。その人生哲学とは・・・といった、重いテーマ。 自己啓発で「努力すれば出来る」なんていうのは嘘だ・・という著者の直感と、「どうやら知性とか知能というのは70%…

スティーブジョブズ名語録を購入。瞬く間に読破。

すーーっと心に染みこんで来る。ピュアな人なんだな。まっすぐ。 子供のままの理想主義者で、美に関する嗅覚が優れていて、人の成長を信じている、楽天主義者。悪に対して挑戦的、好戦的で徹底的。 ジョブズを崇拝する人間を「アホだ、信者だ」と軽蔑してき…

国民の遺書 / 小林よしのり責任編集

壮絶な一冊 靖国の言の葉100選 かつて存在した日いずる国の防人 どの遺書も深く心に染み渡り、涙となる なんて美しい人間、なんて心に迫る言葉 これらの言葉に触れてもなお、この国の未来に無関心でいることはできない。 彼ら、彼女らが守ろうとした国 未来…

リスクにあなたは騙される〜「恐怖」を操る論理 / ダン・ガードナー

リスクにあなたは騙される〜「恐怖」を操る論理 / ダン・ガードナーを読んでいる。 史上最も安全で健康な私たちが、なぜ不安に脅えているのか? テロ、死を運ぶ伝染病、環境を汚染する化学薬品、ネット上の小児性愛者……。ニュースでは毎日新しいリスクが報じ…

機動戦士ガンダムさん

機動戦士ガンダムさん2-5巻を購入。 1巻が抱腹絶倒の素晴らしい出来だったので、大人買いを決行。 現在、2巻を読んでいるのだが、最高に面白い。 Wikipediaの記事も良くまとまっている。 パロディって素晴らしいな。愛情が垣間見える。

トニーたきざきのガンダム漫画

トニーたきざきのガンダム漫画1,2巻を購入。 ?の方が面白い。

いたこニーチェ / 適菜収

ニーチェが分かると今の時代が見えてくる。 笑って学ぶプチ哲学小説。 ・・のコピーがちと痛い。 物語は、主人公の前に、いたこのように憑依したニーチェ先生が現れて、主人公の世界観(プラトン的、キリスト教奴隷哲学的)を脱洗脳し、世界観を再構築すると…

毎月新聞 / 佐藤 雅彦

毎月新聞 / 佐藤 雅彦 を読んだ。視点の素晴らしさに脱帽。 どうも物事の本質を探ろうとする姿勢が潜んでいるように感じていたが、プチ哲学なんていう本が出ていたり、ピタゴラスイッチ を監修している人だったと知り、素直に納得。”四国はどこまで入れ換え…

世論という悪魔 / 小林よしのり

活字版ゴー宣らしい ゴー宣もわしズムも読まなくなってかなり経つ。 相変わらず熱い、熱すぎる。暑苦しい。感情的な文章がこれでもかこれでもか。特に西部氏を罵倒している部分などは、相当にしつこいし、粘着質。 自分が正しいとして、かつてのお友達をこの…

ドラッカー入門 / 藤屋伸二

ドラッカー入門を読んだ。 「いち社員の分際で、経営だなんて、おこがましい。」と心の声 なぜ、書店で手に取ったのかわからない。 たぶん、”イノベーション”について、わかりやすい言葉を求めていたんだと思う。 結構、「おぉぉ」と思う言葉がたくさんあっ…

TRIZ本

TRIZ本を2冊入手。 はじめよう!カンタンTRIZ―頭の片隅にあるアイデアをかたちにする本 (単行本) ものづくり技術アドバンスト 図解これで使えるTRIZ/USIT (単行本) 内容を読み始めているところだが、なんだか遠回りしているような気がしてならない。 過去の事…

創造はシステムである〜失敗学から創造学へ / 中尾政之

創造はシステムであるを読んでいる。 創造がなぜシステマチックに行えるのか? その答えは、創造の類型にある。 数十万の特許技術について類型化を行なう過程で、体系化されてきた発明的問題解決理論”TRIZ(トゥリーズ)”というのがあるらしい。 現実の問題…

ウェブはバカと暇人のもの / 中川淳一郎

タイトルに1票 Web世界のダークサイドに焦点を当てた一冊。 梅田望夫、佐々木俊尚両氏によるWeb賞賛本の真逆。頭のいい人や成功した例を、きらびやかに紹介するのではなく、運営側から見た、どろどろしたバカばっかりの世界を紹介。 インターネットは気持ち…

アップルの人 / 宮沢章夫

アップル社製品を愛する筆者の微笑エッセイ。 雑誌MACPOWERで連載されていた文章のようだ。 MACPOWERまだあったんだな。分厚い広告だらけの雑誌だった気がする。 ”アップルの人”というタイトルと、かじられたリンゴの写真だけでも、アップル社の製品を所有し…

となりの車線はなぜスイスイ進むのか? / トム・ヴァンダービルト(著)、酒井泰介(訳)

交通の科学 交通を制する者は、人生を制す。これは面白い本だ。路上の真実。人間性に対する考察。 常日頃、車線規制で、後期変更組にイライラさせられる。 「なぜ、早めに車線変更した誠実な人間を尻目に見ながら、割り込みで列に入るずうずうしい人間が得を…

プログラミングのセオリー / 矢沢久雄

職業本 「プログラムの価値を高める”定石”を学ぶ」とある いわゆる”べからず集”である。 自分が書くプログラムは、正しく書かれているかどうか、たまには客観的な視点による判断が必要だ。 書けば動いてしまうし、見れば分かるのだが、「正しいのか」と問わ…

サーバ/インフラを支える技術 スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用

悩める子羊に福音が 「止められないサービスのために今、何ができるのか」 とある。 筆者陣が強力だ。 オープンソースソフトウェアと独自サーバで自社インフラを構築している”はてな”とKLab(←初めて耳にした)のインフラ系エンジニア6人だそうだ。 冗長化構…

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない/黒井勇人

2ch初、スレッド文学・・らしい。 書店で見かけて、タイトルだけで購入。 ここに書かれているソフトウェア開発会社を、ブラック会社だと思わないし、(おかしな人間はいるが)、主人公に同情することもあまりない。 むしろ、妙なヒロイズムや、スレッドへの…

Googleを支える技術 / 西田圭介

巨大システムの内側の世界 従業員1万人以上、PCサーバ200万台が支えるWebサービス企業Googleの裏側。 分散ファイルシステム GoogleFileSystem 分散ストレージシステム Bigtable 分散ロックサービス Chubby 分散処理の基盤技術 MapReduce 分散処理の言語 Sawz…

座右のニーチェ / 齋藤孝

ニーチェ本を見つけるとついつい買ってしまう傾向がある。 これまでは、哲学や文学の文脈の中で、文物としてニーチェを評価するものが多かった。 この本は、日常の中でこそ聞きたい、毎日摂取する栄養のように、ニーチェの断片的なアフォリズムを紹介してい…

男の隠れ家を持ってみた / 北尾トロ

中年男のつぶやきエッセイ 静かに頷き、深くかみ締める 不覚にも喉奥が詰まりそうになる場面が2箇所。 花岡、松田、パチンコおやじ。リアルで愛すべき人間達。 北尾トロさんの目で見る人間達は、皆控えめで優しい。

不機嫌な職場

不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか この本に書かれている職場は、まさに自分の職場 ここに書かれている中間管理者職とはまさに自分 たこつぼ意識、非協力、無関心 ここに書かれている気持ち悪いなれなれしさを実践することも難しいが、このままで…

要するに / 山形浩生

山形道場の書籍化。 やっぱり好きだ。この人の軽妙な文体が。 そして、Webで読むよりも、文庫本を横になりながら読むのがとっても良い。

暴走老人! / 藤原智美

「新」老人は若者よりもキレやすい のコピーに引き寄せられて購入。 ”凶悪少年犯罪が増えている”というのが統計から見ても嘘で、むしろ団塊世代の犯罪が増えているという自身の脳内情報もあったため、本書にもケーススタディ的な実例がてんこ盛りなのだろう…

街場の現代思想 / 内田樹

明晰な頭脳が、街場の話題を一刀両断する怪書。 少々回りくどいと思われるような説明をするが、ばっちりとはまったところに落としどころがある。 大学の先生なのだが、フランス現代思想とか構造主義が専門らしい。 第三章”街場の常識”が最高。 敬語について…

なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?

なぜ詐欺師、悪徳商売にハマる人がいるのか? そこに通常では考えられない状況と、テクニック、騙される側の隙があることはなんとなく理解していた。 この本には、最も悪質なケーススタディが載っている。 ひとつすっきりとしたことがあって。 それは 法外な…

「ハンバーガーを待つ3分間」の値段 / 斉藤由多加

著者は人工生物”シーマン”を作ったゲームクリエータ。 シーマンの認識率の悪さを逆手にとって「お前の言ってることわかんねぇよ、つまんねぇから帰るわ」と言わせる妙技。その場合のユーザの反応が面白い。 「ごめんね、シーマン」とか、ゆっくり分かりやす…

1リットルの涙 / 木藤亜也

1リットルの涙〜難病と闘い続ける少女 亜也の日記〜 を読んだ。 ラブストーリーを織り交ぜて脚色されたTVドラマ版”1リットルの涙”と異なり、 素朴な言葉でリアルに語られる闘病日記。 体の自由が奪われていく恐れ、焦燥、怒り、悲しみ、周りへの感謝、期待、…