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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

 憚りながら / 後藤忠政

後藤組組長の最初で最後の本
書店でタイトルを見た「憚りながら」
後藤組武闘派組長で名を馳せた男が仏の道に入った
まえがきを読む
「なにもチンピラごときが大所高所から、天下国家を語ろうというんじゃない。ましてや、物事の是非を説こうなんていう気もさらさらない」
「ただ60年以上、チンピラとして生きていた俺が一度だけ、その来たし方、行く末を語らしてもらおうか、と。そしてチンピラの分際で、憚りながら一言だけ、この国や、社会にもの申させていただこうかと。是でもなく、非でもなく、ただただ思いの馳せるままに。」
・・の一文を読んだ瞬間に、購入が決まった。
チンピラの憚りながらの言葉に期待が高まる。