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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

ヤフオクで学んだこと(私家版メモ)

ヤフオクを使いだすと、いろいろな怪しげな輩と遭遇する。トラブルを避けて、気持ちよく(安心して)取引をするために気を付けるべきことをまとめた。

報復評価だとか詐欺だとか、個人情報開示だとか、警察沙汰だとか。

本当にびっくりするくらい、危ない奴がいる。一般社会の生活ではなかなか出会えないような、レアな奴が、アカウントを変えながら、カモを狙っているような感じ。

※企業や店舗だからと安心しない方が良いし、なんなら個人の方がちゃんとしているような気がする。(まともな店が、犯罪者すれすれの輩によって評価を下げられるようなことではいけないと思うが)

逆に、自分が出品者になる際には、こういったことに良く気を付けないと、賢い利用者からはそっぽを向かれるということで、忘備録のような位置づけで、テキストに残しておく。

 

■出品者の素性を調べる

 ・出品しているほかの商品

  ジャンルを問わず出している、点数が異常に多い。(数千件とか)は業者で間違いない。まともな商品知識が無いのに出しているのは間違いない。商品の欠陥を見抜けないし、落札者を数千人いる中の一人として見ていて、まともに取り合おうとしない

 ・評価

 悪評は必ず目を通す。火のないところに煙は立たない。しかし、相手が報復評価で”非常に悪い”などを付けた場合もあり、この場合はその悪評は巻き込まれであるので、評価者の素性も調べた方が良い。

 ・プロフィール

  プロフィールをきちんと入れているか、店舗の情報が確かなものかどうかを調べる。店舗の情報が載っていたら、電話番号や住所などで、所在を確かめたり、企業情報を調べたり、事業を売却したり、名前を付け替えたり、住所の移転が激しい、GoogleStreetViewで住所付近を調べて、個人宅だったり、空き地だったりしないかを確認する。古物取り扱いの資格が無くてもやっているような怪しい店がある。

 

■出展商品名

・商品名の間違い

あろうことか商品名を間違っている場合がある。これも商品知識の無さが露呈してしまった例。実際の事例では、YAMAHAシンセサイザーでMOXFというのがあるのだが、これがMOFXと書かれている。知らない人が見たら紛らわしいモデル名ではあるが、知っている人なら、絶対に間違わない。シンセ本体に書かれているロゴを見ればわかるが、”moXF”で、MOTIFの廉価版にはmoと略称が付いていて、その派生モデルであるXF相当の後継だからMOXFという名前が付いている。

大量に出品している企業が出品者だったので、恐らく間違いにも気づいていない(いまだに同じものが売れ残って、オークションが継続されている)

ちゃんとした楽器を買おうとしている人なら「バカか」と微笑んでいるに違いない。

 

■写真の確認

写真で見たからと安心しない方が良い。写真うつりで商品の虚像を見せることも、大事な部分を隠すことも、(見た目の印象で)勘違いさせることも可能。

・外観チェック(タイトルとの相違)

タイトルに美品・極上などと書いている割には、写真を見てわかる明らかな傷があったり、すすみたいな汚れが拭き取ってなかったりして、「もうちょっと日本語の使い方を考えてくれよ(苦笑)」というのがチラホラ見受けられる。タイトルで”釣る”のは良くやられる手段。

 

・電源ONの状態で撮っているかどうか

電気を使う機器で、電源を入れた状態の写真がないなどは危険。外観だけ綺麗だからと判断しない方が良い。

・アングルや撮影コンディション

色々なアングルから、登録できる最大数の10枚で、落札者の公平な判断のために、すべて撮ろうとしているかどうか。写真は暗くはないか、陰に隠れているところはないか、ハレーションで(光の反射を利用して)傷を隠していないか。

・詳細情報に写真を掲載する業者

複数のオークションに出品している品だから、ヤフオクのためだけのフォーマットで商品説明をしていない。こういう複数出品の業者では、当然、入札後のキャンセルを受けるだとかのリスクがある。

・付属品の有無を確認できるか

写真と詳細情報の差異があるかどうかをチェック。「付属品は写真で判断してください」と観察眼を求め、きちんとテキストとして付属品を書かないのは怪しい。

後に「ちゃんと写真を見て判断したんでしょ?」と落札者の落ち度を主張する魂胆だと見てよい。

・写真に写っているものと詳細が違う

写真には写っているのに、詳細情報に記載がない場合ある。実際にあったのは、RolandのHDDレコーダの購入時に、写真の後半がBOSSのHDDレコーダが写っていて「あれ?これおまけでもう一台付いてくるの?」と詳細を見たら、何も記載がない。

商品知識が無い業者の担当者が、間違って掲載してしまった公算大。無知まで表現されてしまう。当然、こういったところからは買わない。

 

■詳細情報

・文章力

ちゃんとした文章、つまり、落札者に対する誠意だとか、一般常識を大きく外れるようなおかしな日本語を使っている場合は、それ以降見なくても良い。

・自分がユーザとして使っていたかどうか

自分がユーザとして使っていたものを手放す場合は、ちゃんと製品の内容について、豊富な情報が含まれるはず。「自分は素人なので中身をチェックしていない」というような文言を見つけたら要注意。転売して利益を出したいだけで商材は何でも良い人(企業)であることが明らか。

・テンプレートで書かれた商品プロフィール

業者であることの証明ともいえる。複数のオークションやフリマ、繰り返し使えるように作っている。

・マニュアルが付属するかどうか

「マニュアルは今時ネットからPDFで入手できるからいいや」とかいうことではない。

マニュアルが付属して売られているものは、個人が新品で購入して、手放すケースや、もしくは複数のユーザの手を渡って散逸していないことを証明するもの。

転売が繰り返され、付属品が完備しているかどうかは重要なポイント。

モノとして転売を繰り返してきたような代物は、どこかでまともな扱いを受けずに、内部にダメージを受けているものがあるかもしれないと考えた方が良い。

 

■安さに釣られて冷静な判断が出来なくなるのはNG

・ジャンクを買わない

ジャンクと明記すれば何を出しても良いと勘違いしている出品者がいる。

NCNR(ノークレーム・ノーリターン)のフレーズに要注意。

輸送中に何かあればクレームを言うのは当たり前だし、手に届いた状態で使える状態になっていて当たり前。部品取りのためとか、転売で儲けが出ればOKと考えるような輩がいう”ジャンク””NCNR”というキーワードは詐欺の口上。

 

■質問をする

・入札する前に、きちんと知るべきことを教えてくれるかどうか試す

取引が決まってしまうと、弱みを握られることになる。(情報の開示だとか、詐欺の被害だとか)なので、入札を始める前には、写真や商品説明でわからない点を聞くことをお勧め。

・有効な質問

出品者自らがユーザとしてちゃんと中を知っているかどうかを確認できる質問。

例えば「ファームウェアのバージョンアップはしていますか」とか「フロッピーは動作しますか?」とか「HDDのチェックでエラーが出ませんか?」とか

・質問に回答しないはNG

質問に対してきちんと回答しない、または返答がない場合は、買わない方が良い。

店舗で商品について尋ねて、無視されたり、はぐらかされたりしたら、当然そこでは(その人からは)買わないはず。

 

NGワードを使う出品者

・クレーマーと口にする出品者

落札者に対して、クレーマーなどと口にする出品者は、まずブラック。

たくさんの出品すべきではないジャンクを、売ってきて、たくさんのクレームを受けたのだと推察できる。落札者が不具合を指摘しようものなら、相手をクレーマーと反射的に中傷してしまうような出品者はまともではない。

・NCNR、ノークレーム

ノーリターンはまだ分からんでもない。しかし、クレームを言うな!は言い過ぎだろう。

悪質な出品者。無知な出品者から落札者を保護しなければならない。売るなら売る側の責任というものがある。クレームや返品とならないように、公正に、納得できる出品をすべきだと思う。

 

■梱包や送料の確認

梱包サイズと料金の相場をあらかじめ確認した方が良い。送料が異常に高い場合も注意が必要。送料込み(無料)や配送業者固定で出品者が送料を決めている場合は、ちょっと疑った方で良い。落札者負担や着払いの方が安心できるかもしれない。

送料で儲けることができるのかどうか知らないが、通常2000円以内のところ、4000円とか送料に書かれている場合があって、これなどは利益を含んでいるのではないか?と邪推してしまう。

 

■楽器取引の場合の注意箇所

・サイズと送料

61鍵のシンセサイザーをソフトケースに包むと、大体140サイズ、大きくても160サイズで重さは6Kg程度である場合が多い。それでもクロネコヤマトなら全国一律で1600円足らずだ。

 

・輸送事故が起こりそうな箇所の特定

自分が落札者だった場合は、あらかじめ壊れやすい箇所を想定して、ダンボールで補強して欲しいなどと依頼してみた方が良い。

輸送用のソフトケースがない場合は特に注意が必要。

 

 ・電源の入り

写真が電源が入った状態で写っているからと安心してはいけない。電源コードの接触が甘くて頻繁に落ちるだとか。「最近まで使っていました」はかなり信頼できる情報。

怪しいのは、「通電チェックしました」「当方、内容に詳しくないのでそれ以上は確認できていない」という出品者。内容を知らないやつが、通電チェックだけして、動作確認済みといいつつ、NCNRとか言っているのだ。恐ろしい。

 

・消耗部品の状態

液晶だとか、FDD、HDDなどのメモリの状態。

ボタンの効きなどは重要。良く使うファンクションキーがへたっていたら興ざめだ。これも上記と同じで、ちゃんと機能をわかっている出品者が、ちゃんと弱点を表記していて、「それでも構わなければ」とか「内容を理解した人に落札して欲しい」とか「一応動作するが、ジャンク扱いにさせてもらいます」などと書いてある場合は信頼できる。

 

■実例

・外装のねじが外れていたYAMAHA MOX6 

「すべての鍵盤で出音をチェックしました」と言いながら、他の弱点をあえて隠している場合もある。自分の場合は、外装のねじが二カ所外れていたシンセの事例がある。

シンセ自体はかなりの美品で、お値段も満足していた。不具合連絡後の対応が最悪だった。掘り出し物のシンセを安価に入手できたという点では、中身を良く知らない無知な業者から買ったのは良かったのかもしれない。・・・がまともな交渉が出来ないと考えた方が良い。(相手がまともでない可能性が大だ)

 

・完璧な状態のYAMAHA QX5FD

30年前に発売されたシーケンサーをわずか数千円で入手できた好例。

それから、FDDでデータを記憶するシーケンサーYAMAHAのQX5FD)を購入した際には、FDDの正常動作を事前確認して購入したが、その出品者は新品のフロッピーディスクまでおまけに付けてくれた。多分自分で使っていたからこそ、「FDDの新品って今時入手が難しいから、僕ので良ければ」と付けてくれたのだと思う。親切な人だった。

他の出品者の同機種の出品をその後もウォッチしていたら、「電源が入ることを確認」と言いながら、写真は通電していない状態だし、「中身が分かりません」とか、「FDDは動作しますか」と質問を投げても回答がないとか。こんなの絶対に信用できませんて。

 

・本体はアレだがフォローが素晴らしかったRoland FantomX6の場合

「写真ではわかりにくいですが、液晶の中に埃が入り込んでいます」と書いていた出品者から、その部分を納得済でFantomX6というシンセサイザーを購入したのだが、受け取り後に確認したらスイッチの効きが悪くて、「商品詳細の部分に書いていてほしかった」と指摘した。質問をする機会があったので、事前の確認は当方の不手際であるとこちらの非を認めた上での指摘だったのだが。その後の対応が素晴らしかった。なんと、「この度は申し訳ない」と謝罪した上で、該当部品の修理代か清掃代に充てて欲しいと減額した差額を振り込むと対応してくれた。メーカーには部品ストック期間も過ぎていて、修理もオーバーホールも無理だったのだが。

 

■楽器や精密機器を購入する相手は大事

総じて、自分がその楽器を使っていた人から譲り受けたい。業者がどんなものかもわからず通電だけ確認して、NCNRだのジャンクだのと楽器を扱っているようなのを出品者として認めたくないものだ。

楽器や精密機械を(他の家電と同様)多く扱っている中古屋のコメントを見ていると、悲劇がたくさん。レコードプレーヤーのアーム部分に何も対処無しでプチプチに包んでNCNRとか、ギターだかベースだかのネックそり、フレット摩耗、メンテナンス用蓋が開かない・・・。PCなんかも悲劇が集まりやすいジャンルだと思う。一つ一つの単価が小さくはないし、状態もピンキリ、動かない時に直す手段がかなり限られる・・など。

 

■クーポンの利用

・落札者の心境

5のつく日のなんとかとか、取引をホットにさせるための仕組みをyahooが繰り出してくる。出品者にとっても落札者にとっても朗報であるに間違いない。落札価格の5%とか10%とかが使えれば、落札者は送料くらいは出るなとか、その分高額で落札してもOKと気持ちが大きくなる。

・出品者の心境

より高く買ってくれる可能性が高まるチャンスを逃す手はない。

例えば出品者は5の付く日に決済が終わるように計算した方が良い。

少なくとも、どんなクーポンがいつに出るのかを知っておいた方が良い。

入札終了日時も消費マインドには重要だろう。

 

■出品者として

・値段について考えること

できるだけ自分の手放しても良い思える金額で落札して欲しいと願うのが出品者。自分が新品で入手した際のせめて4割は、とか、中古で買ったとしたら、自分が使った分の償却を考慮して、数千円安く、でも出品料や送料は押さえたい。

・相場の把握(オークファンなど)

相場の把握は絶対に必要。どんなにレアで素晴らしい美品で、価値があると自分では評価していても、落札相場というものがある。自分のその落札相場の恩恵を受けているはずなのだ。以前どのような落札があったのかをヤフオク自身でも調べられるが、他のオークションの情報と比較したいならオークファンなどで落札価格の推移を見ておいても良い。

・出品のタイミング

同じものがより安く出ているかどうか、その落札がいつ終わるのか。他の出品者はどういう出し方をしているのか。(NCNRとか無責任に書いているなら勝ち目がある)

落札者が週末に手に入れたいと思っているであろうことを見越して、週の頭に出品して、週の中頃に落札・入金があって、土曜日に届けらえたら、週末はユーザがその楽器なり機械を触って楽しむことができるね。長期の連休の前には、入手して、楽しみたいと考えている可能性もある。自分ならそうだ。

欲しいだろうな?と思う時期に、欲しいものが、適正な価格と、信頼できる出品者から購入できたら幸せだ。

 

■詐欺とか情報漏洩とか名誉棄損とか

・ナイジェリア詐欺

英語で「ソノ、ショウヒンヲ、コウガクデ、カイタイデース」というようなことをコメントされる場合がある。ヤフオク外でのメールのやり取りなどに誘導して、商品を先に送らせてとんずら。

・個人情報漏洩

匿名配送の利用や、個人情報をむやみに出さないのは防衛手段。

粘着質な犯罪者に狙われないように。

・名誉棄損

あることないこと書かれてはたまらない、エビデンス(証拠)を残そう。

三者が判断できるように双方のやり取りを記録しよう。

もし、公知となる掲示板等に書かれてしまった場合は、経緯を記した文章を同じ場所に上げよう。また名誉棄損に当たる文章を削除するよう、直接相手に求めよう。

残念ながら恐喝、脅迫、名誉棄損などの民事、刑事の案件に発展してしまう場合でも、自分に非が無ければひるまない。(面倒臭いけど)

警察、裁判などの言葉を使えば、相手がひるむと思っている、悪質な常習者もいると警戒すべきで、いわば、正義の側の権威を、脅迫に使うバターン。

※ただし、警察はネットでの小トラブルでは動かないし、裁判を起こすほどのメリットは双方にないので不毛。

・報復評価は怖くない

相手に悪い評価を送ると、自分にも報復評価で悪い評価が付く。悪い評価が付くと、その後の取引に悪影響となるので、お互い評価をやめましょうとか、あらかじめ書いている不遜な出品者もいる。

・・・が大抵は業者。個人でヤフオクをたまーに使うくらいの人なら、クレームはクレームとしてちゃんと表明して、悪質な出品者に鉄槌を食らわせた方が良いし、アカウントを再取得すればよい。

自分についた”非常に悪い”は、悪質な業者からの返り血を浴びたくらいの開き直りで良いのではないか?勲章だと。その他の取引の評価が”非常に良い”人で、一件だけ”非常に悪い”が付いていて、評価者の言動がおかしければ、「あ、悪いのに当たったんだな」と分る。

 

■クレーマー?

自分がクレーマーと言われて、「まぁそうなのかな」と改めて認める部分もある。

もちろん、理不尽な自分の要求を押し通そうとする・・という悪い意味を含まず、単に、”クレームを申し立てる者”という意味でのクレーマーなのだが。

不具合があったらちゃんと伝える。これは自分が求めていた状態ではない、相手の非か、運送会社の非か、自分の非か。納得できない結果に対して、白黒はっきりさせたら良い。報復評価を恐れて、クレームを言いたくても言わない、泣き寝入りする、まぁそんなに高いものでもないしと納得する理由を内部に求める・・・こういうオトナな態度が、悪い奴をますます増長させていると思う。安く、綺麗な状態であることを勘違いさせ、送料に利益を上乗せして、商品説明には免責事項だけを書き、質問に答えず、ジャンクだのNCNRだのと書き、「これは違う」と声を上げれば「あなたのような悪質なクレーマーには物は売れない」とのたまう出品者。ヤフオクを健全にするべく、ヤフーは取り締まりを強化すべき・・というユーザの声もあるが、マーケットという場所を提供しているだけの立場で、個別のクレーム対応に割く労力はないだろう。

 

■ヤフーの問題は?

1月に使い始めてから3ヶ月。ヤフオクを気に入っている。良くできた仕組みだと思う。トラブルを無しにすることもできないだろうし、ネットは現実社会の縮図だから、色々な人がいて、色々なことが起こる。悪さするやつは本当に色々調べて知恵を付けるし、莫大な利益を出そうと利益の最大化にも走るだろう。

しかし、やはりヤフーのシステムが、悪い奴の愚行を助長している側面は間違いなくある。どうすればそれが良くなるのかは、具体的に案を出せるわけでもないし、何かとのトレードオフで現状の姿を黙認している可能性もある。しかし書いてみる。頭を整理するためにも。

 

・落札キャンセルでも利用料

ヤフーが悪質だとしたら、落札後のキャンセルがあってもシステム利用料だけは9パーセントだか8パーセント取っていくところだ。入金や取引終了に対して、成功報酬で「yahooさん、ありがとう」と支払うなら抵抗はない。「取引が成功しようが失敗しまいが、システム利用はされてますからね、料金はいただきます」は良くない。

・評価システム

また報復評価を含む評価システムが、悪事を黙殺させている方向に作用している点をもっと知らなければならないし、いっそのことID(出品者のアカウント)は匿名ではないものが良いかもしれない。

・公平な利用者保護ルール

会社でもなんでも人が集まるところは皆そうだが、ルールの設定に従って、人が動く。悪さもすれば、美徳もある。詐欺行為の温床にならないように、運用ルールや罰則を適切に定めていくことこそが運用者の責任だ。

 

◾️心温まる経験

・感謝

貴重な品を譲って頂いて有難うございました。

電子楽器に詳しい人に出逢えて光栄です。

とお礼をよこした人がいた。

 

・交流

メールアドレスやYouTubeの動画URLを通じて、お互いの音楽を披露するなんて言う交流も生まれる。

 

音を愉しむ人が、楽器を売ったり買ったりする事は、その人が出した音、出したい音を譲ったり、譲られたりする行為だ。

個性も感情もない電子楽器という商品だと思われるだろうが、もはや新品では手に入らない楽器は、長い間誰かに使われ、大事にメンテナンスされてきた手に馴染んだツールだ。

 

楽器を通じた交流は悪くないな。