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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

生SCANDAL at Zepp Nagoya

SCANDALを体験してきた。
MCが長かったり、おちゃらけありの2時間半だった。
TOMOMIのボーカル目当てだったのだが、結果、MAMIのかっこよさに気づいた生SCANDALだった。
(歌も良いんだ、このMAMIって子。今まで知らなかったよ。)

■パフォーマンス
トータルでもMAMI単体でも演奏が安定していて楽しめた。ライブDVDの時よりも断然腕が上がっており、演奏がきちんとしている上に、アクションも決まってた。2本のギターの音がそれぞれに異なっていて、どちらもいい音でGood。

TOMOMI側(向かって左側)に陣取り、ベースをびんびんに感じていたのだが、あれは音として聴くよりも、音圧を感じるのがいいね。Hi、Hi、Hiがかっちょいいんだわ。

初期の曲だったと記憶しているが、ブレークがびしっとライティングも含めたビジュアルと一緒に決まる瞬間っていうのは最高に気持ちがいい。

もっともっと決めポイントをたくさん作って、ビシバシシンクロして欲しい。

■ここが残念
残念だった点は、
ドラムの音や、ミックスのでこぼこ感。ギターの音とかぶって、歌が聞こえにくいとか、シンバルの音が分離してないとか。
TOMOMIのボーカルが光るあの曲(放課後1H)が無かったのは残念だった。
アンコールで出てくるまでの長いこと、待った挙句の、”あの曲”無し。がっくりきた
なんか、ガレージバンドっていうか、パンク的なロックの荒削りさみたいなのを狙っているようなのは感じるんだけど、ミックスの下手さとか、ガチャガチャ感とは違う気がするのだ。偉そうだけど
もっとすっきりしてて、でも、ワイルド、みたいな音の処理があるような気がするよ。
メタルなんか、相当ラウドなサウンドでも、すっきりと音の塊感が出てるよね。
(あれは、アンサンブルがうまいのかもしれない)

■謎
今回謎だったのが、
キーボードって誰が、どこで弾いてるんだろうっていうのと
ドラムセットにチャイナシンバルがセットアップされているだが、チャイナの音、全く聞いた覚えが無い。どこかで使ってるか?っていう事
ギターやベースアンプの前にマイクがないなぁ・・とかね
まぁ、大した問題じゃないのだが、ビジュアルと音に差異があると気になるもんですから。

■お客さん
客層について
客層は、結構中高生とかティーンが多いと思っていたのだが、20代以上で、おっさんもチラホラ。
アイドルオタクというわけでもないが、OiOi言っていたから似たような人種か。
次回来るかって言われたら、”微妙”。あの場にいるのがやっぱりちょっと恥ずかしい。

■勝手にアドバイス(要望)
バンドの今度の音作りについて、勝手にアドバイスしちゃうと。(頼まれてもいないんだけど)
まず、ギターは、クリーンのカッティングだとか、ヴァーノンリードとかレニークラヴィッツなんかを目指してもらって、ドラムはツーバス、ボーカル兼ギターのHARUNAは、メサブギーとレスポール(ハムバッカー)でズブズブの超低音ボトムエッジ系スラッシュギターだ。
ベースはそのままでいいが、たまにはオーバードライブで歪ませるくらいの勢いが欲しい。
総じて、ヘヴィロック系の本格派を目指して欲しい。
本物の洋楽ロック+今の3人のコーラスなら絶対にユニークで面白い。