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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

VS-2400CDのエフェクト、EQ、コンプ

 

◾️どんな音が鳴ってるのか?

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アナライザーで楽器の周波数を調べる。

スネアを強調したかったので160-200Hzと4kHz辺りがスイートスポットか。

 

◾️イコライジングやコンプ

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チョイとその辺をつまんで、強調してみる。

ドラムにコンプをかけて、バスドラとかシンバルのドカンを抑える。

 

 

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入りそびれの波形を足したり、無音ブレークを入れたり。捏造は感じ手だ、分かってる。

 

◾️聴こえ方の違い

楽器用のモニターで聴いた音と、ミックスダウン後の音の違いに戸惑う事が多い。

パワードスピーカーは音圧もあり、楽器の存在感が感じられるが、ステレオシステムで聴くと、全体にモヤが掛かる。リバーブなんかも深すぎて遠鳴り。

まとまりがあるオーディオ的な音なのだが、好きじゃない。

 

オンラインサービスにアップするとコンプが掛かる。上も下も出ていないので、ダイナミクスが無くなる。

 

下がカットされると特にパワー感が無くなる。そのかわり低音のパワーで歪みがちだった部分が補正されるので、音が整形されたようにも聴こえる。

 

◾️結局・・・

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しかし、結局何が正しいかって、

エフェクトもEQもかけずに録音して

 

コンプで歪みを抑えながら、レベルを揃える程度。

 

素直に良い音で録音して、最適なレベルでミックスダウンするのが正解。

 

電子楽器は、元々ハイファイだし、レベル合わせ後にミキサーに入れているので、殆ど触らなくても良い音なハズなんだ。

 

特に、低音はパワーがあるので、聴こえないからと上げすぎると全体が歪んで大変な事になる。

煽りを喰らうのは高域のシンバルとかだったりするので、悲惨な音に。

(50Hz以下は思い切ってカットすると良いなど、プロの助言だ。)

 

足すのではなく、削ると言うのがプロの技なのかな。

 

どこをカットすると、抜けが良く、全体が共存できるのか?

今後の課題かな。