VS-2400CDで録音したMIDIシーケンスに合わせて、ドラム録音をする際、とても助かる機能がある。
オートパンチインとロケータだ。
これが無いと、録音技師を雇わなければいけないところだ。
■オートパンチイン
一曲を通しで録音したのだが、特定箇所だけ差し替えたい。別トラックに録音して切り貼りも良いだろう、しかし繋ぎが気になる。
・・という時のパンチイン。
アナログ時代は、面倒臭くて使ったことが無い、一発録音野郎だったが、VSのは”オート”の名がつくのがポイント。
トラック内のパンチインとパンチアウトのポイントを設定しておくだけで、勝手にそこだけ上書きしてくれる。
例えば、1曲で3部構成の長い(プログレやクラシックのような)曲があって、第二楽章だけ差し替えるのはなかなかタイミングが難しいものだ。第一楽章と第三楽章なら別トラック録音で良いが、真ん中を差し替えるというのは難しい。前後とのつながりがあるので。
オートパンチイン最高!
■ロケータ
オートパンチインとは別にロケータも便利だ。
先のケースだと第二楽章と第三楽章の頭出しに使っている。
1曲が21分のピアノソナタの特定箇所にピンポイントで辿り着ける。
シーケンサーでさえ、ロケータの機能を使ったことが無かったのだが、こりゃ便利。
シーケンサーのように拍子や小節といったものがないので、レコーダの場合は時分秒で曲を把握することになるのだが、ロケータを使わなきゃ、ひたすらスライドバーやジョグダイアルでコリコリと場所を探さなければならない。
ロケーションは10バンク*10個で100個登録できる。(2個くらいしか使わないけど)
■ループレコーディング
まだ使ったことはないが、次はループレコーディングのお世話になりそうだ。
ベストテイクを得るまで(練習しながら)録音したいのでね。
レコーダとドラムの間を行ったり来たりとかする必要がなさそう。
※レコーダーとドラムの間を行ったり来たりで忙しい。