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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

YMOをやってみて思うこと

 

YoutubeYMOをたくさん乗せた。

2022/5/28から約3週間の間に33曲。

一挙大放出だった。

大好きなMASSからはじめて、これまた大好きなEpilogue で完全に成仏した気持ちでいる。

40年来のYMOをやりたいという想い。

 

33曲の内訳は

初期Yellow Magic Orchestraが12曲

中期 YMOが11曲

後期 Y.M.O.と再生not YMOとソロで10曲

となった。

 

偶然だが、なかなか良いバランスになった。

 

やはり、YMO

凄いソウルベーシスト 細野晴臣

凄いドラマー 高橋幸宏

凄い作曲家 坂本龍一

の音楽の引き出しと、圧倒的なプレイと、作曲の能力と、豊富アイデアと遊び、チャレンジがあって初めてあの音になっていると思った。

 

MIDIデータで再現できるものではなく、録音時の工夫や、空気感、アナログさ、定位の面白さ、音の良さ、楽器の使い方。

 

途中から再現をやめて、自分が聴きたかった音、聴こえていた音を、記憶を辿りながら録音した。

 

オーディオ的に、音楽的にオリジナルに肉薄すれば正解とは思わない。

 

自分が聴いた時の不思議な感じや、録音されていないのに聴こえた音があった。

幻聴と言うのかもしれないし、脳のバグかもしれないが、頭の中にあったリアルが正解だと思っている。

 

MIDIデータで各パートを確認して、1つずつ音を当てはめていく分析的な聴き方によって、どうやってあの音が出来ているかを窺い知ることができ、音色と全体の響きの妙を感じ、自ら演奏することで、各々のパートが曲にどんな味を持ち込んでいるのかを経験したつもりでいる。自分が聴いた音を、自分が聴きたかった音を、自分なりに表現できたと思った。

 

これを聴いた人がどう思うかは知らない。

ただ、

自分だけのYMOアーカイヴが終わったと同時に、YMOをやりたい!という強い気持ちが、コレで成仏出来たのかなぁなんて思っている。

 

後日談:

翌日に映画『A Y.M.O. FILM PROPAGANDA』のエンディング曲”M-16”をアップした。

データは MIDNIGHT REVORUTIONさんという方が、2001年頃に公開していたものを使いました。

・・・がカナダの視聴者の方から「素晴らしいトラックだ」とコメントが来て「ありがと、人のMIDIデータだけどね」と苦渋の返信。;;

M-16を聴いてコメントを書いてくる外国人がいるって言うことに感動。

Youtubeって世界とつながってるのね!と感じることができた一件。