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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

洗脳の手法(自己啓発セミナーとの関連) ”気づき”

ストレスフルな状態→逃げたいという欲求→いきなり何かを教える
「あなたの経験はあなた自身の選択の結果である」

加えて、何故、カウンセラーは時折、びっくりするほどの大きな声を出したり(脅し?)、受講者に心理的な苦痛を与えるようなことをしたのでしょうか?
瞑想中、イメージを想起するように指示されながら「体が温かくなる感じがしませんか?」と聞かれている時、私は目を開けていました。カウンセラーが部屋の空調を止めたのを見ました。
体の感覚と記憶とを結びつけ、強化するためにそうしたのだと私は直感しました。まだ残暑の残る9月に20人以上が集まっている会議室のエアコンを切れば、暖かく感じ、じわっと汗が滲むのは当たり前の話です。(笑)
「えぇ。熱いですね。あなたがエアコンを切ったので」・・・

「研修じゃないんじゃないの?洗脳じゃないのこれ?」
参加者が休憩時間中で囁きあっていた声は、”自分たちはマネージャ研修として召集された”との目的意識に対して、今回行われた内容に対する狼狽を語っていたと思います。

自己啓発セミナー対策ガイド
自己啓発セミナー第一段階の詳細


洗脳は
>1.軟禁(というか監禁)状態において外部と情報を制限、
> 発言させない、動きを制限する、一方的に自分のマイナス面を言わせる
> 等を繰り返してストレスを与えつづける。
>2.ストレスフルな状態を続けさせられると、
> 人間はとりあえずその状態から逃げたいという欲求がどんどん大きくなり、
> やがてまともな判断が出来ない状態になっていく。
>3.その状態で、いきなり何かを教える、と同時に、ストレス原因を取り除く。

>こうすると3.で教えられた事がストレスの解消と結び付けられ、
>まるでそれが原因でストレスが解消されたかの様に思ってしまう。
>こんな感じの物らしい。

自己啓発セミナーって、結構古くからあって、私は二十四年前にセミナー好きの兄貴に
>無理やり受けさせられました。やはりルーツはアメリカにあって、エンカウンターとか
ゲシュタルトとかTM(交流分析)などのアメリカのカウンセリングの手法が多く取り入れられています。
>日本では、集団を対象に短期間で行いますが、とても危険です。
>上記の専門書を読むと、本来、それらの技法は、複数のカウンセラーが一人のクライアントを
>長期間かけて行うべきもので、短期間で多くの人を同時に使う事は、とてもリスクが伴うと書いてありました


上記、カルトや自己啓発セミナーの警告サイトからの引用です。

・外部との遮断
土日出勤、他の社員との交流なし、昼食は”他の会社行事ではあまりない”弁当の配給
・発言させない
・自分のマイナス面を言わせる
・ストレスを与え続ける
・ストレスを取り除き、代わりに何かを吹き込む

私の体調や態度が生み出した妄想かとも思いましたが、さすがにこれだけの材料が揃っていれば、間違いなく”洗脳”だと思われます。