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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

確かに洗脳を行ったと認めているように受け取れる。しかし、大手コンサルタントの実績という看板を立てに、”信頼を失うまい”との自衛が見られ、終いには(今後の社員教育の案件を打ち切られてしまうのではないかとの営業判断か)「社長の話を十分考慮する」と媚びているように見える。

その後、マネージャ候補の24名はすべてマネージャに昇進し、キツイ状況の中、中間管理職の仕事に邁進している。
その心情に「すべては自分の選択の結果である」や「外部への批判は自分の弱さである」とのアンカー情報(洗脳の中心教義)が埋まっているかどうかは分からない。

少なくとも自分は、自分の選択の結果以外にも、上司や経営者の責任、部下のミス、時期が失敗の原因として錯綜していることを知っているし、外部への批判は、自分の責任と権限、実績、事実を元に外部に働きかける”正常の証拠”だと思っているし、また、部下の評価は好き/嫌いではなく、実績を重視し、情意で補足するものであることを肝に銘じているのである。

洗脳(自己啓発)が社員教育で行われていても、それほど悲惨な結果にはなっていない・・・という結論なのかもしれない。