その後、マネージャ候補の24名はすべてマネージャに昇進し、キツイ状況の中、中間管理職の仕事に邁進している。
その心情に「すべては自分の選択の結果である」や「外部への批判は自分の弱さである」とのアンカー情報(洗脳の中心教義)が埋まっているかどうかは分からない。
少なくとも自分は、自分の選択の結果以外にも、上司や経営者の責任、部下のミス、時期が失敗の原因として錯綜していることを知っているし、外部への批判は、自分の責任と権限、実績、事実を元に外部に働きかける”正常の証拠”だと思っているし、また、部下の評価は好き/嫌いではなく、実績を重視し、情意で補足するものであることを肝に銘じているのである。