”いまさらblogってのも”で、「日記サイトをBlogと称してるんじゃないよ!?」ってな感じの印象を吐露したが、その後色々と読んだところ
(主に米国で言われている)blogとは
・日本で言う個人日記サイトとは違う
・ポータルサイト、ニュースサイトと近い
・2ちゃんねるとは違う
・企業のえらいさんのあいさつではない
・blogなんていう呼び方は”ファミコン”と変わらない
・Web訪問履歴(紹介文付きリンクリスト)&トラックバック(記事の相互リンク)
高度な専門性やパブリックマインドでもって、誰かの役に立つ情報提供(ある程度の使命感を持って?)をしているモノだと解釈した。
企業に属しているジャーナリスト、フリージャーナリストなどなどが、取材の結果や、所感、ニュースソースやらをとにかく濃密に追求しているようなイメージ。
だから、周りで起こることを個人の視点でポータル化したような”個人ニュースサイト”なんていうのもWeblogというようだ。
それだから(日本ではピンと来ない)
「Weblogはジャーナリズムの革命」とか
「民主主義の新たなパラダイムだ」とか
個人プレーを強力に推進するような夢のツールのような熱狂があるんでしょうな。
911でマスメディア以上の迅速さや緻密さなどを提供できたっていう面も強いに違いない。
日本の日記サイト(私のも含めて?)”マス(かき)メディア”とは違うってこった。
一般人が、それほど特殊な、ニュースバリューのあるネタを持っているとも思えんが、だからこそ、立派なデータベースやWebパブリッシングみたいな取り組みじゃなくって、XMLでネタをかき集めたり、トラックバックで相互リンクしまくったりっていうメッシュ型の情報管理手法になっているんでしょうねぇ。
一極集中じゃない情報管理ってのは、検索技術でもトレンドになりそうで、Blogから意味やリンクを引っ張ってきて、分類を機械が行っちゃうようなエンジンも開発中みたいです。
セマンティックWeb(意味をコンピュータに理解させるなんていう取り組み)とか、やっぱり非定型的な情報をそのまま扱えるような柔らかいソフトウェア(コンテンツ)の方に接近していくんでしょうね。