y-matsui::weblog

電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

いまさらblogってのも・・・

blogとやらを色々と調べていたところ、LotusDominoで動くDominoBlogと無償CGIのblog(nicky)を発見。
Dominoの方は、従来の掲示板機能にRSS取り込み機能とカレンダーインタフェースを付けましたって感じなんだけど、管理者権限ユーザーをDominoユーザーとして事前に登録しなければいけないし、アプリケーションサーバーがDominoに固定されてしまうのが痛い。
・・・で過去からグループウェアだの掲示板だのデジタルダッシュボードだの、Webグループウェアだのと、情報共有系のアプリが同じような機能で作り変えられてきたのに、何故、今更blogなんていう新しい(新しそうな、そしていかがわしそうな)名前で登場する必要があるのかと・・。
カレンダーインタフェースを持った画像付き掲示板の範囲(そんなもん、わざわざ新しいマーケティング用語で呼ばなくたっていいのに)を超えないまがい物が多い中、RSSフィードトラックバック(他サイトから親文書への返答)機能、携帯電話での閲覧、投稿機能を持ったCGIがあるのに驚く。CGIなら大概のLinux,Unixで動作するし、データベースの設置も不要。パーミッションの設定とFTPさえ出来れば簡単に開設出来てしまう。

以前、コンテンツマネージメントとかポータルサイト構築だのというのを探してて、XOOPSをインストールしたことがあったのだが、あれは動作が重すぎて好きになれなかった。blogを企業ユーザーに売り込もうという勢力が、サイトマネージメント機能を持ったモノで有償化に動き始めているが、個人で書く日記程度であれば、CGIの方が圧倒的に有利だし、フリーってのが何よりも大きな要素だと思う。

ソフトウェアで大きな利益っていうよりも、使い方を広めることでユーザーと企業に利益をもたらすっていう(本来の)コンピュータサービスであって欲しい。
だれだ?同時アクセスライセンスだの、購読ライセンスなんていうくだらない商習慣を流布しているアホ企業は。

blogに新しいアイディアが含まれているとしたら、”個人ユーザー同士が、簡単にコミュニティーを構築できる手段を手にした”っていうことじゃなかろうか?