y-matsui::weblog

電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

結局・・・こうなればいいんだ

毒舌を撒き散らしてはっきりした。
理想は「役割が固定されたものはどんどんハードウェア化、それをTCP/IPネットワークに繋いでしまえ」ということである。ネットワークはコンピュータだ!でおなじみのSunMicrosystemsのようなスローガンになってしまうが、やっぱり人間の相手をしているコンピュータは、ただの書類作成機であったワープロ専用機と大して違いがない。
最近は、WebサービスだのUDDIだのWSDLだのと、”コンピュータ同士がネットワーク上で自動処理するための仕組み”が盛り上がっているようだ。私の大好きなメールサーバーなんていうのは、SMTPというシンプルなプロトコルでとっくの昔から自動処理している。DNSなんていうデータベースも自動更新だし、黙々とインターネットを支え続けている。もう、負荷分散だのフェイルオーバーだのという機能も込みで専用ハードウェア化してしまっても良いくらい。ユーザー設定だけフラッシュメモリに蓄積して、故障の多いHDDやファンなんて取っちゃえば良い。

MicrosoftRedhatだなんて言っているのはもう時代錯誤な気がする。
とっとと専用チップを開発して、専用OSで思想を封印しちゃって、とにかく故障しないハードウェアを、これまた故障に強い(冗長性の高い)TCP/IPネットワークに繋いでしまえば、みんなハッピーなんじゃなかろうか?
クライアントの方も、キーボードと液晶とフラッシュメモリなんかの揮発媒体に、メールソフトのチップやワープロのチップを拡張スロットにプラグインして、まぁブラウザとIMEくらいはどのハードウェアにも標準のソフトとして焼き付けておいて・・・ってしたら結構良い感じ。
ソフトのバージョンアップじゃなくって、本当に安定したチップ組み込み型のアプリケーションカートリッジをスロットに差せば即座に動くと・・・。これは最高な気がする。
データは全部可読性の高いUnicodeXMLにしちゃおうよ。バイナリデータもバインドできるくらいの仕様にしちゃって。
OS組み込み専用PCに近いコンセプトで”WindowsCEマシン”なんてのを使っていたことがある。ソフトの完成度がもっと高かったらきっと、ライフサイクルの長い商品になっただろうに・・・今は墓場行きである。(笑)
携帯なんてまさに専用端末のコンピュータにフラッシュメモリ、通信・・・・で最高のデバイスですな。そういえば。
入力が不便でなんともならないが、音声認識だったらコレはもう、キーボード文化とさよならですよ。
メールだってヴォイスメールをテキスト変換して送信してくれたらいいし、なんならアタッチメントとして生のボイスも添付しますよ・・みたいな。テキスト変換された情報は、意味が解析されてコンピュータに格納されちゃったり、自動で条件判断されちゃったりして。そう、メールとかXMLとかセマンティックWebなんていう世界である。
何とかを検索してくれといったら、意味を解析して、全世界のサーバー(言語に関係なく)を探し回った結果を、音声や動画で教えてくれる。
すげーな。だんだん興奮してきたよ。
今使ってるパソコンだのソフトウェアだのなんていうのは、きっとベータ版なんだ。新しいもの好きのユーザーに実験させて、スタンダードとして残ったものをハードウェア化するんだな。
・・・でネットに接続しちゃえば、あとは膨大なユーザーがウェルカムしてるっていう。そういうことか!パソコン業界。