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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)

「友達の友達はみんな友達だ!」のネットワークサービス版?
「知人同士のネットワークからビジネスに有益な情報をget」?

なんか、「能天気で信じがたい宗教が始まったもんだなぁ」と直感する。
有名なのはmixiGREEというサイトらしいが、個人がサーバーを選択してインストールするタイプのコアなソフトウェアとしてaffelioなんてのもある。

プロフィールと写真帳と掲示板とblogを特定のメンバーだけに公開したり、ユーザーログインを相互に信頼しあったりできるらしい。中央のサーバーでユーザー情報(関係)を管理する仕組みの場合は、”友人からの招待を受けたユーザーしか新規登録できない”などの制限をかけることで、コミュニティの質や透明性を確保しているようだ。
「ふぅぅぅむ、友達の友達関係を覗き見したり、繋がりたい人がいるもんですなぁ」と不思議に思うと共に、「もしかしたら、自分が誰かと繋がっていたい症候群が、携帯からblogやSNSに引き寄せられているに違いない」と確信めいた決め付けをしたがっていたりする私なのである。

心理学的にも、「友人が自分以外に見せる顔を見たくない(不快だ)と思う」ことが言われているし、友人には色々な顔があるということはなかなか認めたがらないものではないだろうか?

ユーザーが爆発的に増え、自分の周りにもエイリアンが増殖したら、「心地良い村」として感じられるのだろうか?
自分のことも、自分の友人関係もあけすけに公開し、お互いに繋がりあうことがありえる?
そこからビジネスが発展したり、自分に影響を与えるような何かに出会える可能性が広がる?
嘘つけ!って思っちゃうんですよ。
blogで知り合いができたり、趣味の世界が広がることはあるし、有益だと感じているが、大体ネットの仮想人格を信じたり、友達だ!と言い切っちゃうことが相当怪しい。ましてや、自分の友人と友人の友人を引き合わせるなんて・・・悪い宗教の勧誘かと思っちゃうんですよ
その意味では、自分はリアル世界とネットの世界を別物と認識しているし、プロフィールなどといういくらでも偽装できる人格情報を信じるよりも、五感から感じ取る信憑性や長い時間や言葉を尽くして繋がる関係の方を信じたい。(当たり前なんだけど)
コミュニティなんていう言い方が大体胡散臭いと感じてて、MSNだのYahooだのHANGAMEだのでアカウントを作っても、友達と呼べる人間がいますか?ってことですな。(いや、いても良いけど・・・小学校、中学、高校、大学、職場、趣味を通じて知り合った人間との関係とは、全く異なるってことですな)