11/07 午後 木曽川
午前に環状二号線建設予定地での走行。今回はリコイルスターターでたやすくエンジンが掛かり、上機嫌。昨日変えたギアの金属音がイカす。デュアルディスクブレーキの効きが凄い。それほどスピードを出していなくても、後輪が浮いてしまう。スリッパークラッチが上手く滑ってくれてるか?「これは、相当シャフトとかに負担かけてるな」とちょっとだけ心配になる。午前中は1タンク分を走らせて終了。午後、木曽川まで遠征。午前中の上機嫌そのままに、簡単にエンジンが掛かり、まずまずの滑り出し。ニードルは3.5からスタート。半タンク走らせたあたりから雲行きが怪しくなってくる。
スロットルに素直に反応しない。排気音が「ぶーーーーー」って単調な音になる。(普段は、もっと色んな音の混じった「ジュルジュル」って感じの音)
段々ズブズブとスローダウン。せっかく回っているエンジンを止めるのも忍びないがしょうがない。顔を近づけると、エンジン周りだけでなく、マフラーのあたりも熱い。耳を澄ますと「ずぶぶぶぶ」「ちーーー」というような音がしている。「マフラーか?」「エンジンか?」いや「キャブレターだ」
燃料チューブを見ると、気泡が出来ている。エンジンが物凄い温度になっていることが分かる。
しばらく休憩し、エンジンに触れられる温度程度まで放置。ニードルを若干甘めにし、再スタートするが、始めは調子が良くても半タンク分走らせるとまたもや同じ状況。
少し前にエンジンをばらした際に、ガスケットがずれていたのか?ネジが緩んでいるのか?心配になり、その場で腰を下ろし、ヒートシンクを外す。1本若干緩んでおり、ガスケットがずれた跡が残っていたので、丁寧に折り重ねて、ヒートシンクを再装着。見た感じ、エンジン内部が真っ黒こげっていうこともなく、ちょっと安心。
「今度こそ!」とエンジンスタート。(このあたりになると、リコイルスターターにも慣れてきた。手のひらや関節が痛むが、もはや夢中である。)
最初は調子が良いが、また半タンクももたないうちにズブズブな速度に。
ダメだ!原因が分かっていない以上、これの繰り返しだ。
なんだか、不完全燃焼な走行であった。
タイヤの後ろに砂埃1 |
こぶ突入前 |
タイヤの後ろに砂埃2 |
前から |
変色 |
似たような動画がいっぱい |
家に帰ってから、Webで色々見てたら、状況から見て、なんだかやっぱりオーバーヒートっぽい。「思いっきりニードルを甘めにすると良い」というようなことも書いてあったので、「確かに、思い切って甘めにってしてなかったな」と自分の頭もオーバーヒートしていたことに恥ずかしくなる。キャブが膨張してしまう云々などのちょっと恐ろしげなことまで書かれている。「1機目のエンジンは勉強代で、つぶしたら早々に2台目を購入すれば良い」なんていうような豪快な意見まで。(汗)
「をいをい!3万円近くもするんだぞS25エンジンは。馬鹿を言っちゃいかんよ」とプチ市民は私なぞは舌打ちのひとつでもしたくなるわけである。
今度、甘めで再挑戦してみよう。それでダメなら、頑張ってスペアのエンジンを用意するしかないのか?
それとも燃料をオイルいっぱいのに変えたらいいのかな?