ableton LiveでV-DrumをMIDI録音する方法に続いて、Studio Oneでもやってみた。
これは、なかなか気づくまでに時間がかかった。
数時間にも及ぶ試行錯誤の結果をご披露。
■V-Drum側の設定
・USBドライバの変更
Setup⇒USBでUSBドライバを”Generic”から”Vender”に変更
・ローカルコントロールOFF
Setup⇒MIDIでLocalControlをOFF
※これをやるとDAWの設定が完了するまでV-Drumを叩いても音が出ない状態になる
・V-Drumの再起動
■StudioOneの設定
・新規インストゥルメントでMIDIキーボードとしてV-Drumを追加
名前は分かりやすく”TD-17(PAD)”としておく
こちらはMIDIチャンネル10で送信のみ
※ここがミソ:外部インストゥルメントにしたいところだがMIDIコントローラとしてのPADを登録する
・音源部を外部インストゥルメントとして登録
名前を分かりやすく”TD-17(音源)”としておく
このMIDIチャンネル10で受信のみ
・StudioOneで新規インストゥルメントトラックを追加する
外部インストゥルメントをトラック領域にドラッグ
・録音時はTD-17(PAD)でMIDIを受け、どこにも流さない
※TD-17(音源)に流してしまうと、二度鳴りするので、録音時はOFF
(録音時にモニタリングできるよう、TD-17のオーディオトラックでモニタ出来る環境にしておく必要がある)
・再生時はTD-17(音源)にMIDIを流す設定にする
※これをしないと「録音した音が出ない!」と騒ぐ羽目に
・MIDIトラックのアウトプット側にFXを追加しておく
MIDIトラックはそのままでは音を扱えないので、BUSを準備してそこでオーディオを流す設定。(これをしないと「お?音はどこで取り出せるんだ?」となる)
■録音/再生
・録音
(前述のように)TD-17(PAD)からMIDIトラックに信号を受け止めて、再度同じ信号がTD-17(音源)に回らないようにしてMIDI録音する。
※MIDI信号の重複を賢く回避してはくれないようだ。
・再生
再生時は、MIDIトラックからのアウトをTD-17(音源)に流す。
音源のアウトプットは別で作ったオーディオトラックまたはFXの音を拾う。
※従来通りミキサーで音作りした結果を拾いたいので、自分の場合は別トラックで受信しているVS-2400CDのオプティカルを使っている。
・VST音源で再生する方法
今扱っているTD-17MIDIのトラックにVSTプラグイン(ドラム音源)をドラッグすると、録音したMIDIデータをVSTプラグインのドラム音源で再生できる。
まだ分からないこと(MIDIからオーディオトラックを取り出すバス周りのこと)はあるが、とりあえずこれでMIDI録音して、TDを音源として再生する方法は確立(かな)