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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

(ひとり)co-静流2020か、孤-静流か、古静流か

■co-静流

大学の頃(もう30年くらい前)にやっていたバンド。co-静流。

おおたか静流の静流を「おお、SilentFlowええやん」と、小を付けて”小静流”という名前を付けるも、途中から”共に”の意味のcoに置き換える。ちなみに小静流やco-静流のことは、おおたか静流さんにも知ってもらっていた。(本人公認とは言わないだろうが)

自分は胡弓と打ち込み、たまにドラムとギター(ギターシンセ)を演奏し、ここにクラシックのヴァイオリニスト”阿部(阿部ちゃん)”とYMO大好きシンセ野郎の”田村(デン)”が合流。

枯れモノと呼んでいた静かな曲※と、クライズラー&カンパニーを真似たロックアレンジされたクラシックのアップ系を同曲ずつ混ぜた演目をやっていた。

 

おおたか静流さんとか、式部とか大島ミチルさんとかの曲が多かった。

 

◾️最近の曲の傾向

実はあまり意識はしていなかったのだが、最近アップした曲の傾向を見るに、どうやらエスニックとオーケストラを電子音楽でやるという、まさに1995年まで学生時代にやろうとしていた事の焼き直しを、1996年からの時を経て、今しているような気がしてならない。

 

◾️あの時は

あの時(89-90年)は式部やクライズラー&カンパニー、おおたか静流、808ステイツなんかのハウスと細野さんが追いかけていたエスニック、フランス発のエスノポップに大いに触発された。
ヴァイオリンに阿部ちゃんがいて、自分が胡弓と電子楽器と、今は亡き※若きテクノ野郎がシンセを弾き。

 

※テクノ野郎は、20年前に若くして亡くなったので、3人のco-静流が演奏することはもはやない。

 

◾️結局ずっとYMO

エスノとテクノとオーケストラって、
それって中期YMO + 坂本龍一じゃん!

1996年以降は、ケミカルブラザーズやプロディジーDeepForest、Adiemusが大好物だったね。正にテクノ、エスノ、クラシックの流れそのままだ。

 

◾️この4ヶ月

2020年1月位から4か月。
坂本龍一鉄道員ビョークのNewWorld、ジュルジュラのシンフォニックな曲、ブルガリアのお母さんの声と、島のおじさんの声にオーケストラ。

 

◾️楽器の進化も

YAMAHAのMX61からMOX6、MOXF6に繋がる生系の音に目覚め、FantomX6にメモリを足してサンプリングが加速して、DrumKit、World CollectionとComplete Orchestraを揃え、VS-2400CDがマルチトラックの録音を可能にした。

 

◾️サンプリングが可能にすること

今はサンプリングネタを仕込んでいるが、インド、中近東、アフリカなどの非西欧が中心で、コレをOrchestraやエレクトロニクスなどループリズムと合わせようとしている。民族音楽の"声"はとても重要な要素だ。

そう言えば、YMOがサンプリングと出逢って直ぐにやった事がエスニックやインダストリアル色や強いBGM、テクノデリックだった。

YMO散開後の細野さんはイミュレータを使って1人YMOエスニックに傾倒して、坂本龍一もオーケストラとエスニックとミニマルミュージックをそれぞれやっていたなぁ。

 

◾️意識的にそちらに行く

今後は意識的にそちら方面に行こう。

 

小学生でゴダイゴYMOにロックやテクノ、エスニックを教えてもらい、YMOの後も常にエスニックポップがあって、イエローマジックではなく、文字通り電子楽器やサンプリングによってオーケストラや世界の音が手に入るようになり、六畳の音楽ルームにいながら、過去に聞いてきた音を再現することも、見たことも聞いたこともない楽器の音や、会ったことのない人の音楽を素材にしてつなげる事ができる。

 

思えば、コレはシンセサイザーを始めとする電子楽器や、コンピュータ、録音機器が可能にしたマジックだ。

 

、とここまでが2020年辺りに書いていたこと。

独り言のような文章なので、下書きに入れたままにしていた。しかし、そもそもハテナダイアリーってのが日記なんだからいいかと、公開設定した。読者は未来の自分であったり、少数の友人だったりする。