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仮想サーバを前提としたサーバ構成

仮想サーバを前提としたサーバ構成を、”頼まれてもいないのに”勝手に見積もりをしてみる。性能は劣るのであろうが、ずいぶんとコストパフォーマンスが良いことが分かった。
見積もりに当たっては、CPU性能、ホストOSのメモリ、HDD容量をひとつずつクリアしなければならない。まずCPUは、Xeonシングルとの比較で、クアッドコアは3.5倍とのメーカー公称値がある。ならば4台の仮想サーバを動作させても余裕だ。実際にCPUをフルに使う状況というのは、まれにしか発生しないので、普段はまさに負荷を分散しながら、最高の性能を発揮できることだろう。メモリについては、ホストOSに64ビット版Windows2003を使うことで贅沢なメモリを使える。Windows2003Standardでは、最大4GBまでしか使えないところ、32GBまでOK。これなら仮想サーバに2GBあげても15台程度までいける。Linuxをホストするなら1GBもあれば十分ではなかろうか。
次にHDDだが、これは出来るだけ高回転な方が良い。何十ギガもの単一ファイル(HDDイメージ)をゴリゴリするのだから当然だ。デルで見積もると、次のような構成の1Uラックマウントサーバが、なんと83万円で買えてしまう。

基本型式:PowerEdge R200
CPU:クアッドコア インテル(R) Xeon(R) プロセッサ- X3210 (2.13GHz 2x4MB L2 Cache 1066MHz FSB)
メモリ:8GB (4x2GB 2R) DDR2/800MHz バッファなし ECC
OS:Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 R2 Standard x64 Edition with SP2 日本語版(5CAL付) 12GB boot partition
HDD: SAS6iRコントローラ接続(RAID 1 HDD2台)300GB 3.5インチ SAS ハードディスク (15,000回転)
UPS:APC Smart-UPS 1500RMJ 2U (グレイ)ラックマウント型 PowerChute Business Edition 日本語版/英語版付属3年センドバック保証
CD・DVD:24倍速CD-RW/DVD-ROM コンボドライブ
キーボード:USB 109 日本語キ-ボ-ド
マウス:USBオプティカルマウス
モニタ:デル E157FPb 15インチ TFT液晶モニタ (ブラック)

仮想サーバを4台くらいならホストできそうなスペックだ。
2台購入して、コールドスタンバイってのもいい。外付けUSBディスクや安価なネットワークストレージ(I/Oデータとか)に仮想HDDをバックアップするようにして。どうだ。