※ノーマルコペン：157万円
1stアニバーサリー：174万円
2ndアニバーサリー：178万円
アルティメットエディション：189万円
※アルティメットエディション2：194万円
（※印が現在入手できるモデル）
ノーマルでもコペンの魅力を十分に感じられるし、特に不足はない。しかし、中古で目にした2ndアニバーサリーの装備は魅力的だった。ファブリックのコペン専用レカロシート、ディスチャージヘッドランプ、MOMOステアリング車の基本性能には関係無い部分であるが、色気を感じる。2ndアニバーサリーモデル見てしまってから、標準コペンに乗ると、ちょっとだけがっかりするのは確かなのだ。
（特に、純正のステアリング。アレは、我々の間では、「萎える」という表現で統一されている）
2ndアニバーサリーを特徴付ける
ドア内装
MOMOステアリング
レカロシート
ノーマルコペンから2ndアニバーサリーに近づけるためには、オプションで1脚11.5万円のレカロシートと、5.3万円のMOMOステアリングが必要だ。ディスチャージヘッドランプにこだわるならGオプションと呼ばれる10万円程度の追加が更に必要。トータルで40万円近くの追加出費となる上、実際にはMOMOステアリングは黒１色（2ndは赤が使われている）、ドア内装も赤ではない。その状態で200万に肉薄。2ndアニバーサリーの発売時は、これで178万円だったのだから、結構お得な特別仕様車だったんだなぁと分かる。
それなら、現行の贅沢装備アルティメットエディション2はどうなんだ？（お得なのか？）と話になるわけで・・・・。
アルティメット（究極）と名づけられた、最上級のコペンにも乗った。ビルシュタインのサスペンションと補強されたシャーシのどちらが効いているのか分からないが、足がガチガチに固い。スウェード調のレカロシートはファブリックのものより硬いが良い感じだ。まさにカートに乗ったときのようなダイレクト感。作業用の軽トラともいったらたとえが悪いか。普通に舗装された道を走っているのに、内臓が小刻みに揺れ、気持ち悪くなってくる。これで遠出は無理だ。このゴツっとした異物感が、非日常というか、普通の乗用車では味わえない個性なのかな。ちょっときついな。妻の意見によってアルティメットエディションはNGが出た。
今新車として購入できるコペンは、ノーマルかアルティメット2。
中古車の2ndアニバーサリーが大体155万円。
（ノーマルコペンでも、中古価格が120万円以上なんだから、舐めた話である。）
