いつからだか、車、ビール、タバコ、消費者金融のCMばかりTVに出てくるようになった。
突っ込みを入れたくなるナンバーワンは、消費者金融のコマーシャル。
・「ちゃんとアユム」
・「お金より大事なものがある」
・「ちゃんと考えよう、お金は大事だよ」
・「・・・Priceless。お金で買えるものはヌスターカードで」
締めくくりは、”ご利用は計画的に”と来たもんだ。
「計画的にお金を使ってる人間が、3割金利で金を借りるもんか！」
「お金より大事なものがあるって思わせて、金を貸すんだろう？」
「ちゃんと考えられたら借り手がつかないんじゃない？」
「お金が大事だから、あなた達の誘惑に負ける人たちがいるんでしょ？（言われなくても分かってる人がお客さんなんじゃないの？）」・・・などなどいろんな突っ込み方のバリエーションが思いつく。
もともと欺瞞的な嘘でも、綺麗なおねーちゃんを画面に出してTVでガンガン流してるもんだから、消費者金融のイメージも変わってきたんじゃないかな。
金を流通させるだけで、価値を生み出さないのに、回れば回るだけ利益が出ちゃうんですよ。困った人に善意を振りまくフリして、地獄に落とすわけですわ。
自分の常識では、（存在しない金を引き出せる）カードを使うこともどこか見下していたし、人に金を借りることは恥ずかしいこと、高額商品の月賦さえも後ろめたいものとなっていた。（それが常識だと今でも思っているんだけど）
人に借金をさせる業界を広告主にしなければ番組が作れない民放もなんだかなぁ・・・悲しいね。
