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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

Studio Oneで悶々しながら分かったこと

Studio Oneで音質向上MIXをトライしながら2週間経った。

その間、モヤモヤしたり、色々な発見があったのでメモしておく。

 

■デジタル関係のモヤモヤ解消

 

・VS-2400CD、U-44、AG06mk2のサンプリング周波数を合わせること(必須)

48KHzで合わせる。特にVS-2400CDのプロジェクトを新規に起こして48KHzにする。

44.1KHz設定にしていてソフトウェア処理が何となく音を出してくれるが、音質劣化やレーテンシーが発音タイミングに悪影響を及ぼす。

 

※VS-2400CDで集めてる音だけがビットクラッシャー状態になる&ドラムの発音タイミングが遅れるので気が付いた次第。

・DolbyAtmosは48KHzでしか動作しない。(44.1KHzでは掛けられない)

プラグインを色々使わない方が良い

インサートプラグインは要注意、使わない状態でもCPUパワーが割り当てられている。入れておいて無効にするよりも、削除しておくのが吉。

※DolbyAtmosを使う場合は、余計なVSTを外しておかないとCPUパワー不足によりノイズ発生の原因になる。

 

■人の仕事を信頼する

・ソフトウェア音源、エフェクトプリセットが優秀

VSTのエフェクトで色々、とことん触れるが、結局プリセットを試して、良い感じのを選んだ方が音質が良い。分からないやつが色々と沼にはまるよりもマシ。

・V-Drumの音質はアナログ側(VS-2400CDも含む)で作る。

ソフトウェア(VSTのエフェクト)で色々やるよりも、V-Drumのパライコつまみをくいっとする方が音質が良いように変わる。

 

■アナログ関係

・デジタル化する音源自体の音質を限りなく上げておく

ノイズ発生源のシャットアウト、ノイズゲートの利用

ミックス最終段階でノイズに気づいても、どの工程でノイズが入ったのかを分からなくなるので、アナログ⇒デジタルのところで品質を担保するのが重要。

※ノイズ源がアナログ、デジタルに2通りになるので問題が複雑化する。アナログの出音が良い音であることが必須。

 

・出力レベル

レッドが出たらダメ。-10dB基準で十分。

(後に他の楽器も入って来るのでトータルでは音圧が上がっていく計算)

※歪ませてしまうよりも上にマージンが残っている方が良い。