y-matsui::weblog

電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

VS-2400CD データリカバリー③ まだこれからやらなきゃいけないこと

■ファイルの整合確保

デート復元ソフトが「こんな感じ?」と戻してくれたフォルダーや、戻してくれていないフォルダの整合確認や、重複して存在するプロジェクトフォルダーの謎(マージ)や履歴管理との関係を明らかにしないと、最新の正しいプロジェクトの復元にはならない。

 

■断片データの復元

復元したプロジェクトを再生したときに

・他の曲が混じっている

・トラックの再生場所が変

・そもそもロードできない

・デジタルなノイズが混じっている

・トラックの途中から音が切れる

 

みたいな現象は、ファイルが足りていなかったり、復元出来ていない可能性が大。

もしくは、ミキシングに関係するファイルが間違っているか。

 

明日からは、この厄介な"正しいプロジェクトファイル"の生成。

 

いやぁー、泥沼ですなぁ。

 

 

■正しいアプローチか?

 

今やっていることは、エンジニアとして、ソフトウェア的に正しさを追求している感じなのだご、果たしてコレは音楽家としてどうなのか?と思わざるを得ない。

 

楽家なら、トラックを録音し直したり、自分の身体から奏でる音の再現に勤しむべきではないか。

 

つまり、いかなる時も、どのパートも、自分の身体だけで、いかようにでも再現できるぜ!の鍛錬が正しいのではないかということ。

 

音楽の永続性を、レコーダーに頼るのではなく、身体を使った再現に頼るべきなのではないか。

 

この身体さえあれば(少なくともあと10年は生きられるつもりだ)いつだって再現できる。

 

実際に、失った曲たちは、この一年間で作り上げたもので、理屈で言えば、一年かければ(実際には一年以下で)コレを復元できるはずだ。

 

自分が何を演奏したのかをわかっているだろうし、必要な技量は以前よりも有利。

(何を弾くのかを考えたり、練習したりといった時間を、以前よりは短縮できているはずである)

 

失ったデータはとても大きい!と思い、是が非にでも過去の録音を取り戻さなければと、エンジニアが頑張るわけだが、そうではなく、「あ、録音したの消えちゃったの?もう一回同じ事をすればいいのね」と軽々と演奏すれば良いのではないか。

 

※同じ事を2度やるのは面白くないので、とうせなら前のを超えるものを新たに録音するぞーのモチベーションの方が楽しそう。

 

 

音楽には、それだけ時間をかける価値がある!