■ファイルの整合確保
デート復元ソフトが「こんな感じ?」と戻してくれたフォルダーや、戻してくれていないフォルダの整合確認や、重複して存在するプロジェクトフォルダーの謎(マージ)や履歴管理との関係を明らかにしないと、最新の正しいプロジェクトの復元にはならない。
■断片データの復元
復元したプロジェクトを再生したときに
・他の曲が混じっている
・トラックの再生場所が変
・そもそもロードできない
・デジタルなノイズが混じっている
・トラックの途中から音が切れる
みたいな現象は、ファイルが足りていなかったり、復元出来ていない可能性が大。
もしくは、ミキシングに関係するファイルが間違っているか。
明日からは、この厄介な"正しいプロジェクトファイル"の生成。
いやぁー、泥沼ですなぁ。
■正しいアプローチか?
今やっていることは、エンジニアとして、ソフトウェア的に正しさを追求している感じなのだご、果たしてコレは音楽家としてどうなのか?と思わざるを得ない。
音楽家なら、トラックを録音し直したり、自分の身体から奏でる音の再現に勤しむべきではないか。
つまり、いかなる時も、どのパートも、自分の身体だけで、いかようにでも再現できるぜ!の鍛錬が正しいのではないかということ。
音楽の永続性を、レコーダーに頼るのではなく、身体を使った再現に頼るべきなのではないか。
この身体さえあれば(少なくともあと10年は生きられるつもりだ)いつだって再現できる。
実際に、失った曲たちは、この一年間で作り上げたもので、理屈で言えば、一年かければ(実際には一年以下で)コレを復元できるはずだ。
自分が何を演奏したのかをわかっているだろうし、必要な技量は以前よりも有利。
(何を弾くのかを考えたり、練習したりといった時間を、以前よりは短縮できているはずである)
失ったデータはとても大きい!と思い、是が非にでも過去の録音を取り戻さなければと、エンジニアが頑張るわけだが、そうではなく、「あ、録音したの消えちゃったの?もう一回同じ事をすればいいのね」と軽々と演奏すれば良いのではないか。
※同じ事を2度やるのは面白くないので、とうせなら前のを超えるものを新たに録音するぞーのモチベーションの方が楽しそう。
音楽には、それだけ時間をかける価値がある!