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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

シーケンサー同期技を今更ながら覚えた

MotifXFの内蔵シーケンサーと愛機QX5FDを組み合わせて使ってみました・・という記事。

 

■STEP入力したい!

MotifXFでSMFを拾ってきて再生する”再生屋”として暫くの間、悦に浸っていたが、いよいよ自分で打ち込むぞとなったときに、当初、「XFで打ち込みを!」と意気込んだ。

まもなく撃沈し、「やっぱりQXが早いなぁ」と再認識。

鍵盤でノートとベロシティを入力するSTEP入力と、QXの操作系が体にしみ込んでいるのだから、今更新しい入力方法は嫌だ。

 

■MotifXFの受信設定だけ

・・と言う経緯で、「じゃあ、STEP入力はQXでやって、MotifXFをスレーブにした同期をすればいいじゃん」とやってみたら、なんなく同期できた。

 

やり方は、XFのUtilityでMIDIをInternalからMIDIにして、受信設定するだけ。

QXからのSTEPのフレーズと、XFのSMFの演奏データが、XFや外部MIDI音源を鳴らす。

 

これで、データは二元管理になるものの、STEP入力を共存できる。

シーケンサーを同期させるって、生まれて初めてかも。

 

■驚き

start、stopの同期だけかと思っていたら、QXで小節を選択して、そこから再生してもちゃんとそこから同期している。(どういうMIDIメッセージが使われているのかは謎)

音を出している途中に止めると、音源が鳴りっぱなしになるのが面倒臭いが、入れたばかりの小節に戻して、何度もプレイバックできるだけでも感謝。

 

■課題

MIDIのエラーが頻発するが、運が良いと1曲完奏できる。

(QXのMIDIフィルターの関係か、スルーボックスのせいか良く分からんが、QXのMIDIフィルタをOFFにすると発生しないので、たぶんループしている)