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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

新しい仕事(テーマ)はR&D

サラリーマンになってから13年
ソフトウェアの設計・開発を生業にして約11年
どうやら変化の時期がやってきたらしい。
この業界(ソフトウェア業界)では、プログラマ35歳定年説があって、これくらいの年齢になると、「そろそろ(コストが合わないから)現役を退いて、SEなどの上流工程や後任の指導や管理に回りたまえよ。チミィ」なんていう光景がしばしば繰り広げられるようだが、自分の場合はちょっと違うケース。
なにしろ39歳の今でも、客先ヒアリング、提案書作成、見積り、設計、開発だのとやっているのだから。現役プログラマもSEも管理職も無い。プレイングマネージャだ。全部やる(中小企業だからね)。損益計算書とにらめっこするし、投資計画も、社内の間接業務にも参加する。
今年9月で40歳になる。
(とっくにプログラマの賞味期限35歳を過ぎている。早いものだ。)
・・・で
どんなテーマが自分に用意されたのかと言うと
R&D(研究開発)
調査研究、開発を生業にする。
何を研究して、何を開発するのか、現時点で明確な目標があるわけではない。
創造性が必要な職種だ。クリエイティブか。会社に入る時、社名にクリエイティブの文字が入っているのがお気に入りだった。

この会社に入る時「データベースとネットワークでメシを食いたい」と主張した。
そのまま、TCP/IPネットワーク構築、グループウェア、Webデータベースアプリケーション、アプリケーションホスティングサービスとステージが進んでいった。
思えば、新しい商品、サービスを考えたり、顧客のニーズを探ったりという行為自体が調査研究だし、ソフトウェアの設計、開発なんてモロに開発だ。(今までに無いものを作る開発と、求められるソフトウェアを組み上げる開発では、ちょっとばかり意味あいが異なるが。)
自分の勤める中小企業で、R&Dに4人のチームを割り当てるとは、なかなかのリスクだ。
それだけ将来にかける意気込みがある(将来に危機感?)ということなのだろう。
大きなプロジェクトの受注などで利益が出ているうちに、将来の手を売っておくという経営判断なのかもしれない。
とにかく、乗じるべき機会が訪れたのだから、乗っかっちゃおうと思う。
”新しいことを始めるときは何かを捨てるべきだ”なんていわれている
別に捨てなくてもいいかと思うが、気分的にはゼロスタートで行きたいと思う。
(ソフトウェア開発の知識とかスキル、ネットワーク構築、運営のノウハウなんかを頭から消し去ろうとしても、今後何をするにしてもどうせ蓄積してる。頭でも打たない限りは)
新しい何か。希望を繋ぐ何か。誰もが待ちわびている何か。
商品、技術、サービス、人の研究開発。
人や組織の開発が一番楽しいんだろうなぁ。結局人だもの←「だって人間だもの」みたいに
TRIZの手法で、新しいアイディアをストックしていき、広く公開し、誰かの目に触れたら、開発を始めるっていう動き方になるのかな。広報にはイントラブログとか、外部の専用ポータルサイト、印刷物、キャンペーン。社内に偏在する技術、提案、サービスの集約と整理、掘り起こし。技術者へのインタビュー、プロモーション。営業担当者を対象とした社内勉強会に、顧客、経営者層へのプレゼン。ネットを使ったブランドイメージの向上、テクニカルレビューも重要。
ソフトウェアの試作なんかを専門に手がける”ラボ”のようなこともしたいな。
やりたいこと、やらなければならないことが次から次に出てくる。
前からやりたかったのかな。こういうことが