Oracle Enterprise Managerを使ったエクスポート、オンラインバックアップの方法についての覚書
OracleEnterpriseManagerを使ったバックアップ
・EnterpriseManagerConfigurationAssistantでローカルのOracleManagementServerを構成する
ユーザ:OEM_V2KSRV01_OEMREP
パスワード:*******
サービス:OEMREP
system、sysのパスワードを設定する。
このウィザードでは、新しいインスタンス”OracleServiceOEMREP”が生成される。
・NetConfigurationAssistantでネットサービス名”OEMREP”を定義する
接続をテストする。
・OracleEnterpriseManagerでOracleManagementServerにユーザsysmanでログインする
初回アクセス時のユーザ名:sysman、パスワード:oem_temp
初回アクセス時には、sysmanのパスワード変更を求められる。
・WindowsNTユーザ”OraSysman”を作成する
→管理ツール > コンピュータの管理
パスワードを設定する。所属グループは、AdministratorとORA_DBA
・OraSysman
→管理ツール > ローカルセキュリティポリシー、ユーザ権利の割り当てで、”バッチジョブとしてログオン”にグループOraDBAを追加する
この段階で、ユーザOraSysmanがグループOraDBAのセキュリティポリシー”バッチジョブとしてログオン”を実行して、バックアップファイルを作成するディレクトリに書き込みを行えるようになる。
(そのためにAdministratorグループに所属させている)
・OracleEnterprisemanagerのメニュー”構成”>”作業環境”を選択
→優先接続情報リストの<デフォルト>ノードとサーバ名ノードのアクセスユーザとしてOraSysmanを設定する
→優先接続情報リストのデータベース接続情報には、ユーザSYS、ロールSYSDBAを選択する。
この段階で、ジョブ実行者Sysmanがシャットダウンが可能な権限sysで、データベースにアクセスすることができる。
・データベース名の上で右クリックし、”データ管理”>”エクスポート”を選択する
→接続情報が正しければエクスポートウィザードが起動する。すべて”次へ”で進める。
・”ジョブ”をクリックして、”アクティブ”タブか”履歴”タブに、上記で設定したジョブが現れていることを確認する
→ステータスが”起動中”であればエクスポートを実行している最中
→ステータスが”完了”になっていれば、正常にエクスポートが完了
→ジョブ名の上でダブルクリックするとより詳細なログを参照できる
・エクスポートされたファイルEXPDAT.DMPを確認する
・エクスポート履歴EXPORT.LOGを確認する