y-matsui::weblog

電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

ajaxやJacascriptのWeb部品など

少し前に(遅ればせながら)Ajaxというクライアント技術を知ったのだが、そもそも、JavascriptでWeb部品を作っている人はインターネット上にたくさんおり、BlueShoesなんていうサイトには、JavascriptによるGUI部品(フレームワーク)がどっさりあるし、先日も記事にしたjavascript++かもにも膨大なリンクが存在する。
タブページコンポーネント、ツリーメニュー、HTMLエディタ(リッチテキストエディタ)、カレンダーコントロールなんていう、VB,VCなどでは当たり前のGUI部品が、WebブラウザIE・NN両互換)で動いてしまうのが凄い。
これらのGUIフレームワークが、どんどんAjax化していき、これまでのフォームごとの送信(保存)から、部分的に小刻みなHTTP通信、しかも非同期でクライアント内やクライアント-サーバ間通信で動作するってんだから楽しくなっちゃう。少し前に、CurlだかMacromediaだかアドビだかがリッチクライアントと騒いでいたが、要するに自社の有償の開発環境やクライアント(ビューア)のシェアを伸ばそうというだけの目論見だろうし、それならいっそのこと.NETフレームワークを前提として固めてしまった方が、断然生産性が高そう。(いや、高いはずだ。これから、否応無しに使うことになるんだけど・・・)

しかし!Butである。
世の中、WindowsXPや.NETフレームワークをインストールしたWindows2000ばかりではないのであるからして、HTTP、(Strictな)HTML、JavascriptXML、DHTMLなどで構成されたWebアプリであることが望ましいのである。特に、ASP,PHPなどのサーバーサイドスクリプトJavascriptをクライアント側の制御で使ったやり方で、生産性が高められれば自由度が高いと思うのである。
帳票が必要ならFDFやPDFのツールキットを使って生成すればよいし、グラフなどもコンポーネントが使える。
それにGoogleMapAPI、AjaxWebサービス連携なんていう楽しそうな話題もある。
しばらくは、昔ながらのASPや今もなお勢いが増しているPHPなんかで軽くて、安価で粋なWebアプリを開発していきたいと思うのであった。