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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

KsGMapで簡単に凄いことが

GoogleMapsを使ったGISシステムを構築するにあたり、必要な要素をまとめてみる
■地図ビューア機能
・広域図と詳細図の連動
・スクロールボタンで拡大縮小 ※
・検索結果のポイントを中心に表示 ※
・センターマーカー ※
・アイコンの動的生成(合成) ※

■検索・情報表示
・座標値の表示(世界/日本) ※
・”この地図のURL” ※
・情報ウィンドウのHTMLカスタマイズ ※
・ポイントデータのXML取得(静的・動的) ※
ajaxな住所絞込み機能
・郵便番号⇔住所変換
・ジオコーディング機能

個々のDBやアプリ機能に関連する部分は、さすがに自分作らなければしょうがないと思うが、上記のような部品レベルの情報を個々に追いかけていくのはさすがにパワーが足りない。
・・でフレームワークみたいな形で誰か提供していないかなぁ・・・と手を抜くために検索してみると
KsGMapというぴったりな仕組みが提供されているではないか。
以下、説明文からの引用
Google Maps APIJavaScript という比較的簡単なプログラム言語を用いている為、誰でも簡単に設置することができます。しかし、さまざまな機能を付けると、どうしても敷居の高いものになってしまいます。そこで、さらに簡単に設置できるようにしたのが、KsGMap です。

素晴らしいコンセプトである。
異なる作者のJavascript関数を継ぎ足して自前の機能を作る場合、変数名がバッティングしないかとか色々大変なのである。何かを足したら何かが動かなくなる・・・とかデバッグに(無駄な)時間がかかる。
こんな自分のような怠け者にはKsGMapのような仕組みは福音なんですわ。

表示しているポイントはXMLから動的に生成され、検索結果がダイレクトに地図にも反映するのと、属性を使った検索結果の絞り込みやソートまでサポートしてるのが凄い。こんなのは見たことがなかったので、びっくりである。
指定した地点からの距離順に凡例を並び替えたり、カテゴリごとにポイントを表示/非表示できる。
凡例をクリックすると、選択したポイントをセンターに持ってくる。
すばらすぃ。
これらの仕組みがローカルでXMLのみを使って動いているのが素晴らしすぎる。あとは、XMLを生成する部分だけをサーバサイドで作ってやれば、「条件検索でXMLを取り出したあとは、クライアントで並び替えたり、絞込みしたりしてね!」っていう分散処理が出来るってもんだ。