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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

ザ・プロディジー グレイテスト・ヒッツ1990-2005

デジタルロックの大御所”プロディジー”のベスト版が出た!
大ヒットシングル曲、新曲、Liveテイク+ライブ、ビデオクリップDVDで構成されるCD2枚,DVD1枚の大判振る舞い。この内容で3990円!なんという幸せな一枚なんだろう。
まずは、興味の中心であるライブのDVDをチェック。このバンド、映像資料が少ないせいか、どんな人たちがどんなパフォーマンスをしているのかが全く分からなかった。
「なんなんだこのバンド!かっちょええ」
Punks、ラッパー、DJ、ギタリスト、ドラムからなる正体不明な構成に加え、誰もがみんな”いかにも悪そう”な雰囲気。ケミカルブラザーズみたいに、DJプレイ中心かと思いきや、ほとんど生演奏しているじゃないか。シーケンサ(音楽用コンピュータ)で再現音楽をしているのかと勘違いしてたよ。

生ドラムの音をわざわざサンプリングみたいに加工していたり、ギタリストが弾いているフレーズもサンプリングに聞こえる。サンプリングか生演奏か・・なんかほんとはどうでもよくって、「かっこよければOK」的な節操の無さがかっこいいのである。
悪そうなルックスも重要だ。同じ音楽でもDJプレイで黙々とヘッドフォン片手にミックスされたものを見るのか、ライブパフォーマンスとして躍動感溢れたステージを見るのとでは全く違う。
特に、ボーカルというかスクリームというか、ラップというか、人間の声はライブならではの楽しみ。
今年購入したCDの中でベストと断言できる。