龍の彫り物がヘッドに付いた、黒檀二胡が、ケースとかセットで4.2万円程度という、怪しい二胡を注文した。
注文してから10日目に中国から届いた。
結果的には下の写真のように、素晴らしい3台目二胡としてセットアップ出来たが、過程について、色々と書きたいネタ満載。
■セット内容
まず、内容はとっても良い。
お値段以上。
但し、これ以降の不具合が無ければ…。
弓2本!、チューナー、ケース
弦2セット、駒、千斤、クリップミュート、ミュート皮
ええやん、お得やん。
■不良品を掴んだ
本体とご対面してびっくり。
割れが酷い。
コレではまともな音が出そうにない。
無理は承知で、この状態で音を出したが、そりゃもう酷いもんさ。
安っぽい板がビリビリとノイズを出すだけ。
・修復
中国への返品って面倒くさい。
(仕事で香港にモノを送ったが辟易した)
「貼り合わせりゃ良いんでしょ?」
結束バントで固めて、接着剤を張り合わせ部に流し込む。
一応貼り付いた。
皮のテンションが一定じゃないと、ちゃんとした音にならないだろうから、元の形を正確に維持できていなけりゃ音に出るでしょう。
しかし、割れ方が不均一ってことは、皮を貼ったあとに、変な力が掛かっていたってことだよな。
■その他DIY
そのた、どうせだから他も変えちゃいましょ。まずは、千斤、お前からだ。
・千斤の交換
以前に買っておいた機械式のヤツに交換
結束バンドでフレット(目印)
付属してきたマイクロチューナとチューナを取り付け。
■試奏
ミュート皮を挟んで倍音を抑えるも、まだウルフトーンが出る。
駒を取り替えたら少しマシに。(黒檀の5500円で買ったやつ)
チューニングを済ませたら試奏。
ボディのひびりもなく、ちゃんと一体化した振動。
弦を弾いたときに、ピーンと残響がある。
中々良い音。
■マイクを付ける
ええやん。
カッコええやん。
後日、マイクからの音を録音して、今までの1stピエゾ、2ndマイクの場合と比較してみよう。