y-matsui::weblog

電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

さくらインターネットへのWebアプリケーション環境移設であれこれ

久々のエントリはお仕事ネタ。
開発したWebアプリケーションをさくらインターネットホスティング環境上に移設した際のドタバタと、メモ書き。

■「データベースは3個まで作成可能」の意味
異なるDBサーバ上に1つづつ作成可能という表現が正しい。
「あぁ、3つ作れるのね」とMovableType用に1つ、アプリ用に1つ、ログ用に1つ作っちゃおうかなーなんて思ってると、失望する結果に。
結局、すべてのテーブル名が重複しないようにして、ひとつのデータベース上に複数のアプリで使うテーブルが混在するという気持ち悪い構成に。
※ユーザも作れないし、なんだかとっても制限されている環境。

■データベースの文字化け
MySQLの文字化け対策を参考に、SQL文の発行前に、”SET NAMES UTF8”というクエリを発行。
具体的には、 $db=DB::connect($dsn)などとした直後で、mysql_query("SET NAMES utf8")を実行。これで解決。
(DB内の文字列もPHPのページ生成もUTF-8。)

■ファイルアップロードの制限
1ファイル5MB以内の制限がありそう。さくらインターネットのサポートページには、ファイルマネージャを使ってファイルを転送する際の制限事項として5MB以下と書かれているが、実際に開発したWebアプリのフォームから添付ファイルをPOSTして登録しようとすると、6MBのjpegファイルでは駄目、リサイズして5MB以下にしたうえで再登録したらOK。

デバッグ
自サーバ環境の場合は、Webサーバのエラーログなんかを参照しながらデバッグが出来たのだが、さくらインターネット上ではaccesslogしか参照できない。うーーん、これは微妙に痛い。
みんな、どうやってるんだろう。デバッグ
「そんなのローカルのEclipse環境でやっとけよ」ってことなんかな?微妙に悩む。