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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

CentOS5.1→5.2でトラブル発生

6/26にCentOS5.2がリリースされた。
その関係でCentOS5.1のパッケージアップデータのアップデート候補が170個も!
なんとなく気が重いものの、Kernelを除いて、他を一気にアップデートすることにした。

・・・がパッケージアップデータがエラーを出す。
ちょっと調べてみると、$releasever(実体はredhat_version)とかいうyumが参照するリポジトリが5.2になり、この5.2のレポジトリ内からダウンロードしたheader情報が不正だというのだ。
[Errno -1] header is not complete ←こういうやつ
yum clean all
yum update
なんてやってもエラーがでまくる。
http://blog.goo.ne.jp/nhiro4/e/6ae4b751fbb2d8e290c15a51bf21e9cf
なんかを見ると、ルータやプロキシ(ファイアウォールもか?)でHTTPレジューム機能が殺されていると、正しくヘッダをダウンロードできないのだとか。
http://oss.poyo.jp/pipermail/centos-users/2006-May/018287.html
2-3日してからtryすると解決している場合があるなんて書かれているんで、mirrorリストに出ているサイトで、上流からのrsyncがうまく行っていないのか、それとも本当にこちらのサイトが悪いのか。
gnome-screensaverとかchkconfigがエラーを出しているので、これを除いてアップデートをかけてみるとか、バージョンを5.1に固定してやってみようかな。(そしたらこっちの問題か、配布サイトの問題かが分かる気がする)

yum関係の参考記事
yumでエラーが出る場合の対処
yumによるパッケージ更新時にエラーが表示される
yumが [Errno -1] Header is not complete. なエラーを吐く
普段使っていないリポジトリを一時的にyumで利用するには

■後日談
・自宅(so-net)からVirtualPC2007上のCentOS5.1をアップデートしたら、あっさりできた。
・エラーが出まくっていた環境でも、chkconfig,yumpythonなどを”選択アップデート”したらできた(相変わらずヘッダのダウンロードで引っかかってできないパッケージも多数)
yumpythonをアップデートしてから、yum clean all,yum updateを実行したら、rpmパッケージのダウンロード、アップデートが正常に出来ている。めでたしめでたし、かな?

※それにしても、254パッケージダウンロードの、493トランザクションって物凄い数だなぁ。