なんとも複雑なことになってきた
VirtualPC上に構築したCentOS5.1を、リモートデスクトップであるVNCでコントロールしようという企て。
普通に「CentOS5.1上でVNCServerを使えるか?」ということではなく、そこは仮想サーバだからこそ、何かあるかもしれないのである。→実際には、特に何もなかった。心配症なオヤジの杞憂であった。;
CentOSには元々VNCServerが入っており、VNCServerのユーザとパスワード、使用するGUIの設定と、加えてファイアウォールの設定追加だけで、簡単に使えるようになる。
心強いことに、ここに完璧な手順が掲載されている。一礼して参照。
以下、手順をメモ
・/etc/sysconfig/vncserversを編集して利用者登録
VNCSERVERS="1:root" ←いいのか!rootで本当に
VNCSERVERARGS[2]="-geometry 1024x768 -nohttpd" ←デフォルトの画面解像度
・VNCユーザのパスワードを設定
$ vncpasswd
Password:xxxxxx
Verify:xxxxxx
※6文字以下の場合文句を言われる
・起動&停止のテスト
# service vncserver start
# service vncserver stop
・GNOMEを使うため~/.vnc/xstartupを編集
unset SESSION_MANAGER
exec /etc/X11/xinit/xinitrc
#(コメントアウト)を削除。
・VNCServerの再起動
# service vncserver restart
・ファイアウォールのポート追加
管理→セキュリティレベルの設定→その他のポート→+追加
5901
※VNCServerのインスタンスを複数起動する場合は、5902,5903など起動する分だけ定義を追加。ポート番号は、5900+端末番号になる
・Windows上のVNCクライアントから接続する
サーバIPアドレス:5901
ユーザ、パスワードを入力する。
・・とここまでやってきて、面白いことに気がついてしまった。
単純にクライアントウィンドウとリモートウィンドウ間でマウスやキーボードを行き来したいだけなら、VMAdditionsForLinuxは入れなくてもいいな。
※いやいや、入れておけばサーバ管理上は有利なんだけどね。