y-matsui::weblog

電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

CentOS5.1をVirtualPC2007で動かす

Cent OS 5.1をVMWareServerで動かしてみたところ調子が良かったので、今度はVirtualPCで動かしてみよう。(VirtualPCで動作するOSのリスト
本当はVirtualServerのサービスモードで動かしたいのだが、
・XPHomeでは動作しない
VirtualPCのディスクイメージを作ればVirtualServerで動作するらしい
ということで、まずはVirtualPC上にCentOSをインストールしてみよう。
(もしかして「ディスクイメージが公開されているかもしれない」と淡い期待をしてみたが、VMWareApplianceのようなお宝市場は見つからなかった。)
しょうがないな。自分でインストールしてみよう。
まずはCentOSのISOイメージを入手。600MB程度のCDROMイメージが1-6まである。DVDイメージも存在しているが、VirtualPCのCD/DVDドライブが2GBまでしか認識しないらしいので、CDROMイメージで入手。

新規にバーチャルマシンを作成し、起動する。ブートできるOSも入っていないので、ただネットブートのためにDHCP云々と表示されるのみだ。
メニューの”CD”→”ISOイメージのキャプチャ”を選択し、CentOSのISOイメージディスク1を指定、”操作”→”リセット”でブートし直す。
インストールが開始されるが、ビデオモードの認識がでたらめで、画面上の文字が読めない。再度リセットして、boot:linux textとテキストモードでブートする。
(ここは、linux vesaで起動すれば良いとの情報もある。)
CD6枚分を黙々と吸い込ませ、リブート。緊張の一瞬だ。
普通にテキストモードでブートしてきた。まずは安心。
rootでログインして、
vi /etc/X11/xorg.conf
→videoモードで24と指定されているところ(24ビットカラー)を16に変更して保存
更に、マウスカーソルが動作しないという不具合があるようなので
/etc/grub.conf
→kernel の行に、i8042.noloop と記述を追加

更に、キー入力が不安定になる不具合があるということ
grub の場合、以下のように /boot/grub/menu.lst を変更
> title Linux
> kernel (hd0,4)/vmlinuz root=/dev/hda7 vga=791 clock=pit
> initrd (hd0,4)/initrd
>ポイントは、clock=pit を追加すること。

おー。グラフィカルログインできたぞ。キレイなGUIが目の前に。
マウスも動くぞ。当たり前なんだが、うれしい。何かを成し遂げた気がする。
(気がするだけで、何も生産していないのだが。)


■参考サイト
CentOS/VirtualServer
Virtual PCでX Windowが使用できた!
CentOS 5.1 on Virtual PC 2007 on Windows Vista
http://xfreak.com/lpic/buildup/fedoracore6/nph-bbs_sys.cgi?&dsp_bbs_thread=1&sid=1171425709000