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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

「あなたの人生で起こったことは、あなたの選択の結果だ」

繰り返し刷り込まれた教義(簡単なフレーズ)
「あなたの人生で起こったことは、あなたの選択の結果だ」です。
このフレーズは非常に重要かつ危険です。ストレスの原因は、この「自分に起こることの選択がすべて自分の選択の結果だ」という“重圧感”なんだと思います。

次のような畳み込みもありました。
「外部に原因を求めるのは、自分の欠乏のせいだ」です。
上記2点のフレーズは、外部への批判、抵抗を内部から消しこむための、巧妙な言い方だと思います。

マネージャー(中間管理職)が企業の中で期待される(立場上押し付けられている)役割として、”経営計画の遵守”や、”業務遂行の責任”があります。
これらの重圧に耐えかね、部下に対する叱咤、ボヤキ、上司への批判、会社への批判が出やすい傾向があるのは事実だと思います。
しかし「すべてマネージャである“あなたの選択”の結果である」と思い込んだり、マネージャ自身が、外部に原因を求めるのは自分の弱さゆえ・・とどこにも相談できずにどんどんクローズしてしまったら・・・と考えると、かなり悲惨な状況でしょう。

2日間を終え、インターネットでの調査や、今回のカリキュラムで感じた印象の整理、洗脳のプロセスとの照合をした現在、この物凄いストレス感この場から逃げたいという感覚、非常にクローズドな心境帰宅し夕食後の嘔吐・・・これらの私自身の体が現象として表現している様子は「間違いなく洗脳の効果だ!」と認ざるをえません。

洗脳では、本当の目的である”批判の封じ込め””従属関係の強化”を図るため、セミナーのテーマを偽装することが行われるといいます。
まさに、この時のマネージャ研修の目的は
「あなたの人生で起こったことは、あなたの選択の結果」であり
「自分以外に原因を求めるのは自分の欠乏(防衛反応)のせいだ」と思い込ませることにあるのではなかったのか?

あの時のことを振り返るほどに、上記の仮定を拭い去ることができないでいます。