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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

自己啓発(緩やかな洗脳)の話

このところ、洗脳ネタが多いのだが、これは脳の連想記憶に関係しているのだと思うので、そのまま記す(笑)。
最近はあまりその被害を聞く事が少なくなっているが、自己啓発である。
気づきセミナーとかエンカウンターなんていう言葉でも表現される。
ネットワークビジネスとかネズミ講めいた怪しい会員クラブかと思いきや、これが経営コンサルタンツで名の通る会社が、社員教育セルフエスティームなどと称してカリキュラム化しているから恐ろしい。

社員の”統率”や”モチベーション向上”なんていう甘い言葉を、経営者の耳に入れているに違いないのだが、経営コンサルタントが「高度成長時代にはイケイケの軍隊的社員教育が、バブル期には技術論の社員教育が盛んでしたが、今は個の時代です。個を伸ばす人格教育こそが求められているんです」なんていうように丸め込まれて、「そうなのかなぁ」と思いつつ、”決して安くはないお金”を払ってしまうのである。
具体的に自己啓発セミナーで何が行われるのか?これから数回に渡ってリアルにルポタージュしよう。
現在、私は正常であると信じているが、ちょっとおかしな部分があるとすれば、それはもともとの性格か、もしくは洗脳によって埋め込まれた教義が顔を覗かすせいなのかもしれない(笑)
いや、笑いごとではないのである。実際に恐ろしい感覚を感じたし、今でもあれはあってはいけなかったことなのだと信じている。

自己啓発セミナーの要点
・自己否定/たな卸し(お互いのネガティブな面を言い合う)
・繰り返し刷り込み
・褒めあい・一体感(アットホームな雰囲気)

ゴール:否定的な態度の抑制、他者受容
教義:「現在のすべての結果は自分の決定によるものである」