四月の魚。
高橋幸宏が主演した映画として有名(?)。
高校生の頃(?)にダビングしたテープを聴きまくった思い出。
散開したYMOの幻影も薄れた頃だったと記憶しているが、音もメロディもすべてがロマンチック路線で、どこをどう聞いても高橋幸宏のソロアルバム。ニウロマンチックであり、YMOのBGMでもあり、アフターサービスでもある。細野さんのコインシデンタルミュージックみたいな曲もあるが、ご愛嬌。お互いに影響しあっていたんだろうか。
購入したのは、紙ジャケット版なのだが、これがまたLPレコードを思い出させて、渋い。
厳かにCDプレイヤーに吸い込ませると、そこはもう、あの頃の空気。
すべての曲が、透明な空気感で心地よいのだが、タイトル曲は、やっぱり別格でいい曲だ。