2社から、それぞれ「提出した見積りや間取り提案を返して欲しい」と、また1社からは、「紹介DVDを返却して欲しい」と連絡があった。
どうやら、ライバル（契約を射止めた会社）に提案や見積りなど、営業戦略的な情報が漏れ、研究されるのを防ぐという目的らしい。
「んなことしませんよ」と思うし
契約した会社も、わざわざ欲しがるものかなぁ。
（競合他社に勝った理由を分析するかなぁ。）
高い商品だから、色んな情報収集やら、諜報活動やらをしてるんだろう。
住宅の口コミサイトとか、2chみたいなところには、工作員が大量に常駐しているらしいし、ランキングサイトへの組織票とかもあるようだ。
実際に建てたユーザの評判って気になるものだから、こういったサイトへの書き込みの影響力って、そこそこありそうだ。
でも、わざわざ見積りを取りに来ない会社に、「見積りとか提案とかを返却しなくてもいいの？」と逆質問したら
「どのように使われても構いません。信用していますから」との返答。
どこに出されてもジタバタしないし、お客さんを信じていますっていうの。いいね。
大体この会社の場合、どこが足りなかったのかを電話で聞いてきて、「検討に検討を重ねられた上の結果ですから、今さら弊社に決めてもらおうとか思っていませんが」などと、とっても謙虚。
そういわれると「逆転もあるかもしれない」「この人と家作りできたら」とか思っちゃう。
あ、その素晴らしい営業マンがいるのは住友不動産なんだけどね。
ほんとにいい人なんだよな、Mさん。
