GoogleMap(ゼンリン地図)と国土地理院の変換プログラムで割り出した世界測地系緯度経度のずれについてGoogleMapsの記事を見つけた。
2005年の記事なのでどうかなと思うが、GoogleMap内で完結する話としてではなく、今回自分がやっているように、国交省の情報をGoogleMap(ゼンリン)に対応させた場合、もしかして座標そのものの変換誤差によってずれているのかなぁと思ってみたり。・・ということは、世界測地系と一言で言っても信用ならず、何か別の補正が必要だという”疑心暗鬼な世界”に突入してしまう。
GPS受信機の扱っている緯度経度は間違いないだろうなぁとか
何が正しいとして採用するかっていう問題だけなのかなとか
国交省基準かGoogleMap基準かとか。
やっぱり単なる勉強不足か。←多分これ(汗;)
情報が古いので、現在の状況とは異なるかもしれないが、joeさんという方が書いている
ゼンリンの地図は、国土地理院の日本測地系ではなく、GPSなどで採用されている、測地系パラメータを使って3次元直交座標を経由して変換した、簡易的な日本測地系です。ですから、ゼンリンの地図に対して、国土地理院の変換パラメータを利用すると、位置がずれてしまうと思います。
同様に、現在のGoogleマップ(ゼンリンの地図)で表示されている緯度経度を、国土地理院の変換プログラムで世界測地系に変換すると、離島部分で約800mのずれが発生する可能性がありますので、ご注意ください。Googleマップではありませんが、以前、ゼンリンの地図の緯度経度を国土地理院の変換プログラムで処理をし、緯度経度がめちゃくちゃになってしまった苦い経験があります。
とか
あくまでも推測との前提で述べられている
Googleマップは、当初、世界測地系だったにもかかわらず、途中から、GPS用日本測地系に変更されています。 これは、最初は、世界測地系を平行移動して、東京付近だけ対応し、私が指摘したような問題があったため、ゼンリンの地図の緯度経度をそのまま指定するように仕様変更したのだと思います。ですから、ソースの平行移動処理は、現在、使われていないと思います。
ゼンリンの地図は、楕円体の変換のみを行うGPS用日本測地系だと思われますし、事実、私の計算では、ほぼ正確に位置付けることができています。Googleさんも、私の処理と同じ処理をすれば、GPS用日本測地系に変更しなくても、世界測地系のまま利用できたはずです。
私の処理も正しいとは限りませんが、離島部分も含む日本全国約1万個所のデータで確認していますが、ずれはほとんどありません。しかも、一番、問題になりやすい、石垣島と西表島には、ハンディGPSを持って行き、現地での位置確認もしてきましたので、多分、大丈夫です。処理が誤っていることを示すためには、異常な例を1件提示すればいいのですが、処理が正しいことを証明するのは大変です。
などはちょっと気になる。