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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

Re:Package / livetune feat.初音ミク

Re:Package(初回限定盤) [Limited Edition]
初音ミクという名前を知ったのは、ボーカロイドという技術でミリアムストックリーを操れると知ったのと同時くらい。
アニメ系の声優さんの声でコンピュータに歌わせるというのが気恥ずかしい。
ネットで初音ミクという単語を聞くたびに、アニソン(アニメーションソング)的な恥ずかしさを感じていたものだが、店頭で見つけた本CDのジャケットも相当に恥ずかしい。
視聴機にバーコードを通して聴いてみる。perfumeのようでもあり、ウサギチャンレコーズのアーティストのようでもある。
まぁいいやと買ってみる。
カーステレオで一通り聴いてみる。
あぁ、曲がつまらない。アレンジもメロディも。音も単調。ヴォーカルも下手。
銀河鉄道999の機械人間とか、マトリックスの世界観とか、そういうサイバーパンクというか、デジロックなハード世界として聴きたいなぁ。アニメとかアイドルじゃなくって。

■クソミソな曲レビュー
1-3曲目までは楽しめたのだが、4曲目からぼろぼろになっていく。
4曲目:シューティングスター
下手すぎる人工ボーカル。笑える。ビブラートが音痴にしか聴こえない。これは必聴
5曲目:虹色
安いアイドル歌謡
6曲目:椛
しっとりとアジアンテイストのバラードを狙っているっぽいが、これも唄がヒドイ。ビブラート最悪。
9曲目:日々の夢想い
謡曲調バラード。ロングトーンでビブラートは聞くに堪えないんだってば。もう勘弁してー。

全体的にアップテンポでキラキラ、エフェクト処理された機械っぽい曲はOK。
なんか、リアルなボーカルを狙ってテクニックを発揮している曲がダメなんだ。
発声の立ち上がり時に声をベンドアップ/ダウンしたり、ビブラートの幅を細かくいじっちゃったりして。

んでもって、これは売る方の打算の話なんだろうけど、これをテクノとかエレクトロニカとか言っちゃダメだって。