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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

RHNでびっくりした

RedhatNetworkというのがある。
Redhat Enterprise LinuxRHEL)のアップデータを管理するダウンロードサイトだ。
ディスクリプションだとかを購入して、ライセンスキーを入力すると、めでたくOSのアップデートが出来るという仕組み。
構成情報だとかを一元管理してくれるのはありがたい(本当に?)のであるが、今回これで困ったことが起こった。
以前に、RHEL3を2台使っていて、RHNに登録していました。と
これがすでに期限切れになっており、放置していました。と
今回RHEL5サブスクリプションを1つ購入し、登録しました。と
どうなると思います?ここで
普通なら、以前に購入した2ライセンスは凍結されたままで、新規に購入したRHEL5が有効になると思うでしょ。普通でしょ。それが
違ったんですねー。びっくりしました。

何度アップデートしてもできないし、サポートに電話しちゃいましたよ。
結局分かったのは、
以前の2ライセンスのうち1ライセンスの更新扱いになり、新規購入したサブスクリプションを使ってしまい、RHEL5の更新が弾かれてしまいましたということだったんですねぇ。
RHELのアップデータが表示するエラーメッセージがなかなか腹が立つもので「すでに社内の誰かに利用されてしまっているかもしれないよ」なんて、人を完全に不正利用者扱いしたニュアンスのもの。
あほ!ちゃんと購入して、適正なライセンス取得分を使っとるわボケ。
何たる言い草。
この分だと、仮想サーバでRHELを動かして、ハードウェアを変えただけでもなんだかんだ面倒くさいことが起こりそうな気配だよなぁ。
ほんとに腹が立ったよ。
ライセンス情報を提供するサイトは英語だけだし。

混沌としたLinuxディストリビューションを取りまとめ、一元的に面倒みてくれるっていう意味で、RHNは確かに安心感が大きい。(大きかった)
しかし、そろそろLinuxの使い道って、自分の中でも固定化してきてる。
CentOSの魅力が自分の中で大きくなってるのは、それと完全に並行してる。
DNS(Bind)、SendmailPostfixFTPMySQLPostgreSQLPHPPerlVNCSSHが使えて、これらのバグフィックス、セキュリティアップデートをかけられれば良い。
OSやライブラリが持ってる脆弱性となると、ちょっとRHELに軍配が上がりそうな気がするが、ゲートウェイ機器(ファイアウォールとかIPS)でまとめて面倒見てもらえれば良い問題でもある。
今、良さそうだと思っているのは
ファイアウォールは、ハードウェアタイプのアプライアンスにお任せしてしまう。
Windowsの仮想サーバホスト上に、CentOSDNS,Sendmailapacheなど単機能のサーバ。DBアプリサーバとしてWindows
これ、おいしいところ取りの、最適コストパフォーマンスだと思う。