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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

食品問題で本当に怖いのは

ミート某が妙な肉を混ぜたってのがありましたな。偽装だなんだと騒がれましたな。
サークルKサンクスでうな丼が発売中止、吉野家のうな丼も中国産、ほうれん草だの、漢方だの。
加工品にしちゃえば、原産国を表示しなくても良いんだってね。冷凍食品なんかもどうなんだろうねぇ。
加ト吉とかなんとかって騒いでるけど、本当にシロな加工食品会社、冷凍食会社、フランチャイズ外食店があったら名乗り上げてほしいよね。
信頼を獲得できる絶好のチャンスなんだけど。どこもやらないよね?全部怪しいからか。
米国産牛肉で騒いで、中国産で騒いで、非難するのはいいけど、本当に怖いのは
(信頼を寄せている)日本の企業が、実は同じ穴のムジナだっていう場合
とか
わが国の食料自給率がカロリーベースでたったの40%で、なんだかんだ言っても食い物を輸入するしかない
・・ってことなんですな

個人的にショックだったのは、食に関しては割りとまともな品質を提供してきた”生協”の商品から例の牛肉コロッケの話が出てきたこと。生産国、生産者表示をきちんとやってる供給者から出てきたのが問題だと思うわけですよ。
明らかに安くて怪しいものなら、消費者の判断で回避できるかもしれない。海外で怪しい露店の安い食い物を口にしなきゃ良いし、嫌ならジャンクフードチェーンなんか使わない生活にすればよい。
しかし、(冷凍食品や加工食品として)材料に紛れ込んだり、偽装されたらたまんないわな。
中国産のひじきを、長崎産だとかに偽装して売ってた九州の業者とか最悪だわ。ローコストの要求が行き過ぎて、モラルを追い越しちゃう。安全基準は最低限の取り決めなのに、「テストさえ通ればいいや」っていう、形骸化したISO9001みたいな感じぃ?

米国が中国産食料にハードな対応してるけど、あれって何かのバーター取引なんかね
2chあたりのうわさでは、某牛丼チェーンが急遽うな丼を売り出してるけど、米国がうなぎを拒否したから、その分をまわすんだとか。怪しい話が出てきてる。単なるうわさというか妄想であってほしいけど、そういううわさが出てしまうほどに、外食産業への不信感が高まってるっていうこと。
ここにきて中国のコピー商品、食の安全、公害問題などたくさんの問題が浮上しているけども、情報戦の一環じゃないよね?米国の国益に沿った形の。
前述の某牛丼チェーンが米国産牛肉で牛丼を再開したときのお祭り騒ぎ、ありゃなんだ?
おかしいよね、ある店舗が牛丼の取り扱いを開始、停止だけで、全マスコミが騒ぐなんていうのは。
今展開されているすさまじい、中国バッシングが、実は、「米国産牛肉の騒ぎの方が、ましだった」なんて相対化されちゃったり、中国から輸入してる分を米国から輸入してくださいよ・・なんていう誘導のためのネガティブキャンペーンとかさ。
食料が戦略物質になってるのは、もはや疑いようの無いことで、その意味でも農水省には気張ってほしい。そういや、農水省の不祥事も同時に取り上げられてるけど、もしかしてこれも一連のキャンペーン?