2007-06-23 自分に酔う人酔わない人 / 勢古浩爾 本 出た!勢古氏の新刊。 「現代自己陶酔白書」とある 誰にも少なからずある、自己陶酔。1970年以降に(資本主義の発展と共に)増殖したと分析する。 70年代と言えば、団塊の世代とか、学生運動なんていうのと機を同じくする。 筆者の一つ前の本”目にあまる英語バカ”と非常にトーンが似ている。 「ちょっとカッコいいだろ」と英語を口にしちゃう自己陶酔も馬鹿のいち形態。 世の中の勘違いに鋭い突っ込みを入れる心地よい一冊。