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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

Prototypes

Amazonのレビュー
フレンチエレポップ
ブリープなテクノサウンドに、チープなオルガン、舌足らずでキュートな女性ヴォーカル、ひねた曲調。
ディーライト、パンク、パフィータモリ倶楽部のエンディング?
聴きながら、脈絡の無い色んな単語が飛び交う。
iPodシャッフルのCMソング云々という情報は不要。元気なクロスオーバーサウンド

アーティストの音楽とは無関係なのだが、非常に腹が立ったのが、山西絵美というライナーを書いている人の文章。
「日本ではまだまだ彼らに関する情報が少なすぎる」と嘆きながらも、「これだけインターネットが普及している時代なので自分で調べてみてください」と投げやり
(情報が少ないからこそ、ライナーノーツに書かれる情報が大事なんだろうがよ!)
イライラしつつも最後まで読み進むと、「本来のライナーならここから楽曲説明に入るべきなのだが、字数と締め切りが迫っているので放棄(ていうか、だらだらと書いても誰も読まんでしょ)」
今作を手にした皆さんが繰り返し聴くことで答えを見つけろ・・・だって
レビュアーが「まずは聴いてみれ」っていうだけなら、別に何も書かなきゃいいじゃん?って思うのだ
締め切りや字数をクリアしながらも、”文字で伝える”という困難な仕事にチャレンジをするのがプロのレビュアーだと思う。
アルバムを聴きながらライナーを読み、文章からしか得られない情報を楽しみにしているのに。
なんなんだこやつは。
視聴機で聴いてから買ったから良かったものの、もしレビューを先に読んでいたら、それだけでアルバムをそっと棚に戻したに違いない。