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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

GoogleMiniのインタフェースカスタマイズ

GoogleMiniは、Googleそっくりだ。当たり前だ。
しかし、インタフェースが物足りない。汎用的な設計が素晴らしいのであるが、どうしてもフォルダツリーメニューや、グラフィカルな検索が出来る方が良い。
素晴らしいことに、GoogleMiniは、RESTで設計されており、URLさえ生成できれば、Googleのインタフェースで単語を指定しようが、外部から指定しようが同じように動作する。
つまり、UTF-8をURLエンコードした形でGETしてやるだけで、所望の結果が得られる。
そこで、GoogleMiniの検索インタフェースをカスタマイズしてみた。
もちろん、先のエントリーですでに書いたように
「絞込み検索に有効なのは、人名、地名、会社名・・・などの固有名詞だ」という結果と
「確実に絞り込めるキーワードを適切にユーザが指定できるためのインタフェースが必要だ」という信念
に基づいてのことである。

g_plus.gif
用意したインタフェースは二つ。ひとつは検索キーワードをツリー形式で表現したメニュー。もうひとつが、地名をクリッカブルマップで検索出来るようにした地図。ここは、ズーミングやパンが高速なZOOMA高精細地図でも良いし、GoogleMapsに落としたポイントデータでも良いし、もっと本格的なWebGISでも良い。
フォルダ上のキーワードや、地図上のポイントをクリックすると、Javascriptが”AND”で連結された文字列を生成し、スペースを+文字に置き換えた上で、UTF-8エンコードしたものをクエリストリングとしてGoogleMiniに送信する。複数指定した単語をANDとして連結するか、ORやNOTとして連結するかは、メニュー上のラジオボタンで切り替える。この他、検索対象の文書フォーマットを指定するメニューを追加しても良い。これも検索クエリとして送信できるから。
Googleを使うとき、当たり前のようにキーボードで文字を入力するが、このようなインタフェースがあれば、マウスのクリックだけである程度絞込みができてしまう。後は、自分が追加したい単語をひとつだけでも入力すれば、欲しいものはほぼ探せるんじゃないか。
満足である。かなり満足しているのである。