y-matsui::weblog

電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

Windows2000Server

WindowsNT4.0Serverに続いて、その後継OSのWindows2000Server。
こちらはWindowsNT4.0鳴り物入りのデビューだったこと、その後ぼろかすに評価を落としたことと比べると、非常に完成された形でリリースされ、安定度も評価も高い。4.0Serverとオプションパックで蓄積した経験が結実した傑作OSな気がする。Windows2003だっていっても、メーカーの野心が騒ぎを起こしているだけであって、ユーザは2000で結構満足しちゃっている気がするのである。自分の周りでもリプレースがそれほど進まなかったのは、2000が完成されているからだと解釈している。クライアントOSで95→98、2000→XPにする必要性を全然感じなかったのと同様に。

インターネットサーバとしての実稼動では、一度もクラックされていないし、ダウンも無し。D社のRAIDコントローラ問題が無ければ、OSに起因するトラブルは全く無い。DBが常にゴリゴリと動き、大量のリクエストがWebで発生しているにも関わらず・・・である。
NT4.0時代のブルースクリーンは全く見たことが無いし、デスクトップのフリーズも経験していない。(そもそもデスクトップをめったに触らない”サーバOS”だから当然か・・)
Windows2000系で何が嬉しいかって、USBですよ。大容量の外付けディスクやらを繋いでデータを吸い上げられるし(太いSCSIケーブルを繋いで、リブートして・・なんてことはサーバ稼動中には出来ないもんね)、ちょっとしたデータならUSBメモリで設定ファイルやプログラム、場合によってはDBのダンプなんかを持ち運べるのが良い。完全に蛇足だが、導入当時には大容量だったRAID5の内容を、I/Oデータやらバッファローだかの外付けUSBディスクでバックアップできちゃうってのも笑う。DATもDLTもいらないじゃん!(笑)
メーカーのサポートもじきに終わっちゃうんだろうけど、世の中のWindows2000はまだまだ現役で動き続けるんだろうなぁ。フレンドリーな上に安心感があるもんなぁ。
Linuxなんてディスクが壊れる恐怖で心臓がバクバクするし、設定ファイルが壊れたら何から手を付ければよいか途方に暮れる。