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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

25時

麻薬の売人である主人公(エドワードノートン)が24時間後に刑務所に送られるまでを描いた社会派映画。
親友二人、恋人との最後の時間の過ごし方、細かな心の動きが手に取るように分かる名演。
エドワードノートンは、アメリカンヒストリーXで初めて出会った自分の大好きな俳優
さらにこの映画の監督はマルコムXでおなじみのスパイクリー監督である。
それだけでもハードな社会派であることはわかろうというもの。
非常にシリアスで、重い。友達が主人公を思い殴るシーンの無音声、各所のスローモーションが心情を深くえぐる。
刑務所には父親が送るのだが、この中で挿入される架空の人生”もしもこのまま西部に逃亡して身を隠しながら暮らしたなら・・”がたまらない。人生のやり直しに希望を持たせる、静かであるが感動的なエンディング
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