y-matsui::weblog

電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

システム開発ネタ:安否確認システム

久しぶりに仕事ネタでもひとつ。
昨日のロンドンのテロ事件で、”非常事態が発生した時の連絡手段をどうするか?”という話題がある。
現在、自分の仕事として、非常召集/安否確認システムというのを進めていて、これが非常に面白い。
自治体色が強いシステムなのだが、民間で社員の安否や非常召集なんかも考えられるし、メールマガジン発行ツールとしても使えそうで、作る前から興奮しているところなのである。

災害時に何によって安否を確認するか?
電話か?メールか?テキストメッセージか?blogなどのWebDBか?
新潟の地震では、携帯電話のメールが使えたとの話もあり、災害時にはIP系、特にプッシュするならメールだ!との思いがある。
住民や職員にメールを”ごく短期間のうちに”一斉配信して、返信してもらったメールとの整合を確認、安否一覧を作成、Webから検索できるようにするものだ。10万人規模(市町村レベル)をとりあえず目標にしているのだが、1通の送信メールに対して、最大10万通=10万レコードのデータが集約してくるのだから溜まらない。しかも、短期間のうちに安否を確認したいのが人情。恐らく2-3日の間に10万件の登録があるDBシステムになるだろう。
メール送信、受信を複数分散、アプリケーションサーバーも複数化に対応しないといけないっぽいし、大体メール受信時とデータベース書き込みは何msecで完了するのだろう・・・など悩みどころいっぱい。
災害時に機能しなかったら大変だから、周到なテストも必要。10万件のメールを受信するようなテストってかなり凄いな。(汗)
そんなこんなで、頭の中は仕事のことでいっぱいだったりするのである。