この前のエントリーでコーチングについて悪態をついたが、関連項目として今回の”社員教育”である。
自衛隊に入隊させて肝を鍛えるなんていう社員教育があったり、自己啓発セミナーみたいな洗脳手法を使った社員教育なんかもある。
教育ですよ、教育。
6-3-3で12年教育され、4年間のモラトリアムの後、また教育ですよ。（笑）
いくつになっても教育される立場なわけである。大笑いである。
その教育をする側ってのが、金を分配する立場にある経営者、人事権を持つ総務(人事)なのであって、人間的に優れているわけでも、仕事が出来るわけでもないのだ。
親方に技術を教わる職人の世界なら、”教育”なんていう怪しい言い方しないだろうな。
「今日から俺がおめぇを教育してやる」じゃなくって「まず、やってみな」「ばっきゃろー、お前はいくつ道具をダメにしたら気が済むんだ」ってなもんじゃなかろうか？（古いか、想像が）
自分が身をもって体験して、人に聞き、向上心を持って毎日を過ごすのである、職業人（プロ）は。
それが何が間違って、人様の子供を捕まえて、自衛隊に入隊させたり、洗脳工作を行ったりしちゃうんだろう。
会社が治外法権になっている例はいっぱいある。サービス残業しかり、パワーハラスメント（要するに上司である立場を利用したいじめですな）しかり・・・・あ！これ、本論から外れるんでやめとこう。
最近ハヤリの社員教育ってどんなのか分からないけど、相当怪しいものになってそうな気がするなぁ。
なんせ、心の時代ですから。
心を支配するような社員教育になってることは”ほぼ間違いない”と思われる。
