y-matsui::weblog

電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

30年振りの二胡


f:id:yoshiyuki_matsui:20220910003731j:image

30年振りに二胡に取り組むことにした。

 

二胡を始めたきっかけ

初めて二胡を手にしたのは1990年。

ジャン・ジェンホワさんが弾くラストエンペラーのテーマや、式部、おおたか静流の曲"みんな夢の中"をやりたくて。

完全に独学で始めてから、5年間。1995年まで弾いていた。

 

■30年振りに二胡を再開するきっかけ

二胡を始めるようになったきっかけが、おおたか静流さんであったように、30年振りにまた始めようと思ったのも、おおたか静流さんだ。

今回は、おおたかさんの死去という悲しい出来事がキッカケ。

 

■My二胡

・エレクトリック胡弓

冒頭の写真の左側が、最初に手にした、台湾からのお土産二胡。こちらはピエゾピックアップを貼り付けて、エレクトリック胡弓としてバンドで使ってきた。

・2台目

右側のは、1995年に韓国に行った際に明洞の楽器マーケットで買い付けた。270000ウォンで27000円か。

 

■色々と新調

今回、ボロボロに切れてしまった弓を新調し、チューニングパーツを追加した。


f:id:yoshiyuki_matsui:20220910005248j:image


それから音色の肝となる駒を、少々値は張るものの、ちゃんとしたのを購入。


f:id:yoshiyuki_matsui:20220912012517j:image
f:id:yoshiyuki_matsui:20220912012531j:image

夜に音出しするときにミュートや、演奏時にずれないようにゴムのマット、ついでに紐の代わりに近代的なブリッジの部品を二胡2台分。
f:id:yoshiyuki_matsui:20220910005230j:image


f:id:yoshiyuki_matsui:20220912012556j:image


f:id:yoshiyuki_matsui:20220912012623j:image


f:id:yoshiyuki_matsui:20220912012636j:image

 

■チューニングを劇的に改善するパーツ

チューニングパーツの小さな金具は、お値段数百円ながら、大ヒットだ。

ドイツ製のものらしい。ヴァイオリン用を供給しているちゃんとしたメーカー製。


f:id:yoshiyuki_matsui:20220912012658j:image

ネジを回すだけで、あの二胡のイライラするチューニングが改善される優れもの。

エレキギターではチューニングのペグは金属と歯車、ロックナット、マイクロチューニングなど近代技術の塊なのに、なんで二胡はこんなにアバウトなんだと訝しく思っていたモノだ。

音色は中国伝統の手作りで良いが、チューニングなどのユーティリティはモダンな方が良い。


f:id:yoshiyuki_matsui:20220912012713j:image

…という意味で、ネック部分のブリッジもモダンに改良してやろうと。

 

今後も良い音色と、使い勝手を向上させていく予定。