30年振りに二胡に取り組むことにした。
■二胡を始めたきっかけ
初めて二胡を手にしたのは1990年。
ジャン・ジェンホワさんが弾くラストエンペラーのテーマや、式部、おおたか静流の曲"みんな夢の中"をやりたくて。
完全に独学で始めてから、5年間。1995年まで弾いていた。
■30年振りに二胡を再開するきっかけ
二胡を始めるようになったきっかけが、おおたか静流さんであったように、30年振りにまた始めようと思ったのも、おおたか静流さんだ。
今回は、おおたかさんの死去という悲しい出来事がキッカケ。
■My二胡
・エレクトリック胡弓
冒頭の写真の左側が、最初に手にした、台湾からのお土産二胡。こちらはピエゾピックアップを貼り付けて、エレクトリック胡弓としてバンドで使ってきた。
・2台目
右側のは、1995年に韓国に行った際に明洞の楽器マーケットで買い付けた。270000ウォンで27000円か。
■色々と新調
今回、ボロボロに切れてしまった弓を新調し、チューニングパーツを追加した。
それから音色の肝となる駒を、少々値は張るものの、ちゃんとしたのを購入。
夜に音出しするときにミュートや、演奏時にずれないようにゴムのマット、ついでに紐の代わりに近代的なブリッジの部品を二胡2台分。
■チューニングを劇的に改善するパーツ
チューニングパーツの小さな金具は、お値段数百円ながら、大ヒットだ。
ドイツ製のものらしい。ヴァイオリン用を供給しているちゃんとしたメーカー製。
ネジを回すだけで、あの二胡のイライラするチューニングが改善される優れもの。
エレキギターではチューニングのペグは金属と歯車、ロックナット、マイクロチューニングなど近代技術の塊なのに、なんで二胡はこんなにアバウトなんだと訝しく思っていたモノだ。
音色は中国伝統の手作りで良いが、チューニングなどのユーティリティはモダンな方が良い。
…という意味で、ネック部分のブリッジもモダンに改良してやろうと。
今後も良い音色と、使い勝手を向上させていく予定。