いよいよ感動のフィナーレ
有給休暇を取り、我が家の引渡しが無事に完了したのである。
前に来たとき（20日）には無かった、バルコニーの屋根、カーポート、ルーバ、ガレージのコンクリート、植物なんかがいい具合に出来上がっている。
「素晴らしい。」
午前中に転入届けやら、子供関係の処理を済ませて、午後から引渡しに臨む。
クラクラしそうな長い説明と、サイン、捺印の嵐。気をしっかりと持って、耐えた。
弟宅に預けていた父の仏壇が到着し、搬入、設置する。父ちゃんに「パンパン」
途中、ひかり電話の工事やら、照明器具の受け取りやら、職場からの情け容赦ない問い合わせ電話など、様々な攻撃にさらされ、ひるみそうになる。
「いかん、これしきでひるむわけにはいかんのだ」
ぼろぼろに傷つきながらも（大げさだな）、IHの使い方も、給湯も、インタフォンも一通り説明を受けた。鍵を5本受け取り、すべて機能することをチェック。
竣工立会い時に、注文をつけたやり直しを全て確認。基礎から構造体、内装、設備など、これまでにどのようなチェックを潜り抜けてきたのかを全て聞き、身も心もぼろぼろ。
次にあらかじめ頼んでおいた火災保険（地震、家財付き）の説明を受け、サイン。
関係者皆で記念撮影を取り、ハウスメーカさんとお別れ。
「これで暮らせる」
・・・と思ったらまだ早い、照明器具を取り付けなきゃいけない。
母が今日以降泊まるための布団やら電子レンジやらを、コンテナ倉庫から取り出さなければ。
一通り終わったら20:00。スーパーで買った寿司、手羽先を新しい家で食す。
クリスマスイブなので、ケーキなんぞも用意して、コーヒーと一緒に食す。
お子様は新しいフローリングに、よだれをベトベトつけながら、所狭しと這いずり回っている。
「これでいいのだ」
「お前のための家だ」
長い一日が終わった。次は28日の引越しだ。
もっと長い一日になるはずだ。緊張する。夜も眠れない。zzz....
