y-matsui::weblog

電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

Invaders must die / The Prodigy

今最も好きなグループをひとつ挙げるとすれば
間違いなくProdigy。いや、Theが付いてThe Prodigyだ。
そのThe Prodigyの5年ぶり(らしい)の新譜が出た。
DVD付きを購入し、先にDVDを楽しむ。
Invaders must die、OmenのPVとWorld's on fire,Warrior's Danceという曲のライブが収められている。Warrior's〜の疾走感、爆発は凄い。この一曲がすべてを語ってる気がする。
強烈なアナログシンセとセンスの良いシーケンス、フックのきいたリズム、ヴォーカルもカッコいいし、言うこと無し。完璧な曲。完璧なパフォーマンス。凄いぞ。
Spitfireのライブバージョンでマキシムの雄たけびを聴いたときのような勢い。
すげーよなー。19年も先頭を突っ走ってるんだもんなぁ。ますます元気に。
一年に数枚も出すようなクソテクノが跋扈する中、練りに練った作品を数年に1度だけ出す。王者ならではの貫禄ではないか。
もうねニューレイブとかなんとかっていうまがいモノでお茶を濁すのは止めにしませんか?ってことですよ。
Prodigyを形容するのにレイブっていう単語使うの止めませんか。薄っぺらい感じするから)

01 : Invaders must die
俺達がProdigyだ!どけどけーい

02 : Omen
お面。歌モノ。パンク

03 : Thunder
雷。Out of space的ダブ?レゲエ?

04 : Colours
色達。ピコピコ。ブラックストロボっていうか、最近のレイブ、テクノ。
このリズム、前作にもあったような。

05 : Take me to the hospital
私を病院に連れてって。
ビッグビートかっちょいいね。コレ
テ・テテイクミートゥ・・・ザ・ホスピーターゥ

06 : Warrior's dance
リアムの初期衝動のまま、純粋に気持ちよさを追求したようなドラムンベース曲。
アルバムを、これからのProdigyを示唆する一曲。ライブでどれほど盛り上がってしまうのか、想像するだけで怖い。暴動が起きそうな予感。

07 : Run with wolves
狼さん達と一緒に走れ。マキシムと一緒に走れ。戦え。

08 : Omen reprise
まだ終わらなーい
しかし、この曲のシンセ音最高だ。露骨にオシレータ&デチューン&ゲート。


09 : World's on fier
ワールドオンアイスなんていうのがあったが、それの火版。
この曲もロックフィーリング溢れ、カッコいい。ピコピコ付き。

10 : Piranha
ラニアに注意しろ。
この曲もパンクだぞ。こんっこんっこん

11 : Stand up
立て!
ジングルみたいな曲。

12 : Black smoke
なんだかなぁ。音ネタみたいな。ん?日本版ボーナストラックって。別に要らんじゃん?っていう仕上がりだと思うがいかが?
ワールドなんかのCDROMで中近東パーカッションのループを聴いてるみたいな気がしてくるよ。

13 : Fighter beat
これの日本版ボーナストラック。ピコピコインスト。なんだか異質なSFサウンド
抑揚の無い3分30秒がダラダラと。この曲も不要。